WINEPブログ
「飯舘村のカエルの放射能汚染」
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2023-06-03 14:05 |
カテゴリ:未分類
ロシアの私兵組織ワグネルの首領であるプリゴージンが、ウクライナ戦争で苦境のロシアが、内乱で新しい「ロシア革命」へ向かう可能性を述べている。
彼は決してプーチンを非難はしないが、その配下にはびこるロシアエリートの現在のロシアの危機に対する無自覚さを毎回こき下ろしている。
案外ロシア政権の未来予測として当たっているかもしれない。
-----------
[モスクワ 5月24日 ロイター] - ロシア民間軍事会社ワグネルの創始者、エフゲニー・プリゴジン氏は、ロシアのエリートがウクライナ戦争に本気で取り組まなければ、1917年と同様の革命が起き戦争に敗れる可能性があると警告した。
メッセージアプリ「テレグラム」のチャンネルに投稿したインタビューで述べた。
ウクライナは2014年のクリミア半島併合前の国境までロシア軍を押し戻すための反攻を準備していると指摘。南部バフムトを包囲しクリミアを攻撃しようとするだろうと述べた。
「最も可能性の高いこのシナリオはロシアにとって良いものではない。われわれは困難な戦争に備える必要がある」と語った。
「ロシアを失いかねない状態にある。これが最大の問題だ。戒厳令を敷く必要がある」と訴えた。
ロシアのエリートたちは自分たちの子どもを戦争から守る一方で、一般のロシア人の子どもたちは戦地で命を落としていると主張した。その上で、こうした状況が続けば内戦につながった1917年の革命のような混乱に直面する恐れがあると語った。
追記1:
2023.08.29.
プーチンの邪魔になったプリゴジン、自分の「空中分解」死を予見していた?
ニューズウィーク日本版 によるストーリー •
:::::
「エルサレム・ポスト」によれば、プリゴジンのこの動画は、ロシアの軍事ブロガー、セミョン・ペゴフによる4月29日のインタビューの一部だという。プリゴジンはこの動画のなかで、戦況の不利を正直に語る者をロシア政府が駆逐しているとして、ロシア軍幹部を非難し、ウクライナでの大失敗を予言している。
プリゴジンはインタビューのなかで、「今日、われわれは我慢の限界に達した」と述べる。「なぜわたしは正直に語っているのか? なぜなら、この国で生きる人々を前にして、わたしには嘘をつく権利などないからだ。人々はいま、嘘をつかれている。(真実を語らせたくないなら)わたしを殺したほうがいい。だが、わたしは嘘をつかない。ロシアは破滅の瀬戸際にある、と正直に言わなければならない。いますぐ手を打たなければ、飛行機は空中分解してしまうだろう」
追記2:
[8月25日 ロイター] - ロシアの反体制派武装集団は、民間軍事会社ワグネルの兵士らに対し、創設者エフゲニー・プリゴジン氏や司令官のドミトリー・ウトキン氏の死に対する報復として、ウクライナ側に寝返るよう呼びかけた。
ロシア非常事態省によると、プリゴジン氏、ウトキン氏を含む計10人がモスクワ郊外で23日に墜落したプライベートジェット機に搭乗していた。生存者はいないとしている。
ウクライナ側で戦うロシア義勇団(RVC)の司令官、デニス・カプスチン氏はワグネルの兵士ら向けに動画を投稿し、ワグネル幹部の死に関与したロシア国防省の「番犬」として働くか、あるいは報復するのかを「真剣に選ぶ時がきた」と強調。「報復するにはウクライナ側に寝返る必要がある」とした。
ワグネルは6月23─24日にロシア軍との対立から武装蜂起したが、モスクワまで約200キロの地点で進軍を停止していた。
プリゴジン氏は武装蜂起を主導したことを理由に殺害された可能性が高いと考えられており、ロシア当局が墜落の原因について何らかの結論を出してもこの見方が変わることはなさそうだ。
カプスチン氏はロシアのウクライナ侵攻を終わらせようと訴え「その後、われわれはモスクワまで行進し、モスクワ環状道路の200キロ手前で立ち止まらずに最後まで行く」と述べた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
彼は決してプーチンを非難はしないが、その配下にはびこるロシアエリートの現在のロシアの危機に対する無自覚さを毎回こき下ろしている。
案外ロシア政権の未来予測として当たっているかもしれない。
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[モスクワ 5月24日 ロイター] - ロシア民間軍事会社ワグネルの創始者、エフゲニー・プリゴジン氏は、ロシアのエリートがウクライナ戦争に本気で取り組まなければ、1917年と同様の革命が起き戦争に敗れる可能性があると警告した。
メッセージアプリ「テレグラム」のチャンネルに投稿したインタビューで述べた。
ウクライナは2014年のクリミア半島併合前の国境までロシア軍を押し戻すための反攻を準備していると指摘。南部バフムトを包囲しクリミアを攻撃しようとするだろうと述べた。
「最も可能性の高いこのシナリオはロシアにとって良いものではない。われわれは困難な戦争に備える必要がある」と語った。
「ロシアを失いかねない状態にある。これが最大の問題だ。戒厳令を敷く必要がある」と訴えた。
ロシアのエリートたちは自分たちの子どもを戦争から守る一方で、一般のロシア人の子どもたちは戦地で命を落としていると主張した。その上で、こうした状況が続けば内戦につながった1917年の革命のような混乱に直面する恐れがあると語った。
追記1:
2023.08.29.
プーチンの邪魔になったプリゴジン、自分の「空中分解」死を予見していた?
ニューズウィーク日本版 によるストーリー •
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「エルサレム・ポスト」によれば、プリゴジンのこの動画は、ロシアの軍事ブロガー、セミョン・ペゴフによる4月29日のインタビューの一部だという。プリゴジンはこの動画のなかで、戦況の不利を正直に語る者をロシア政府が駆逐しているとして、ロシア軍幹部を非難し、ウクライナでの大失敗を予言している。
プリゴジンはインタビューのなかで、「今日、われわれは我慢の限界に達した」と述べる。「なぜわたしは正直に語っているのか? なぜなら、この国で生きる人々を前にして、わたしには嘘をつく権利などないからだ。人々はいま、嘘をつかれている。(真実を語らせたくないなら)わたしを殺したほうがいい。だが、わたしは嘘をつかない。ロシアは破滅の瀬戸際にある、と正直に言わなければならない。いますぐ手を打たなければ、飛行機は空中分解してしまうだろう」
追記2:
[8月25日 ロイター] - ロシアの反体制派武装集団は、民間軍事会社ワグネルの兵士らに対し、創設者エフゲニー・プリゴジン氏や司令官のドミトリー・ウトキン氏の死に対する報復として、ウクライナ側に寝返るよう呼びかけた。
ロシア非常事態省によると、プリゴジン氏、ウトキン氏を含む計10人がモスクワ郊外で23日に墜落したプライベートジェット機に搭乗していた。生存者はいないとしている。
ウクライナ側で戦うロシア義勇団(RVC)の司令官、デニス・カプスチン氏はワグネルの兵士ら向けに動画を投稿し、ワグネル幹部の死に関与したロシア国防省の「番犬」として働くか、あるいは報復するのかを「真剣に選ぶ時がきた」と強調。「報復するにはウクライナ側に寝返る必要がある」とした。
ワグネルは6月23─24日にロシア軍との対立から武装蜂起したが、モスクワまで約200キロの地点で進軍を停止していた。
プリゴジン氏は武装蜂起を主導したことを理由に殺害された可能性が高いと考えられており、ロシア当局が墜落の原因について何らかの結論を出してもこの見方が変わることはなさそうだ。
カプスチン氏はロシアのウクライナ侵攻を終わらせようと訴え「その後、われわれはモスクワまで行進し、モスクワ環状道路の200キロ手前で立ち止まらずに最後まで行く」と述べた。
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