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2023-04-14 20:11 | カテゴリ:未分類
現在文京区の鷗外記念館が「鷗外と食」というテーマで展示イベントを開催している。

その展示のガラススケースに中に
鷗外と植物学者・牧野富太郎 というタイトルで、鷗外の日記を展示して、牧野の名前の箇所を同定していた。

https://moriogai-kinenkan.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=295

曰く、

「大正6年12月、鷗外は帝室博物館総長兼図書頭に就任。明治40年10月から東京帝室博物館天産課に嘱託として植物分類調査の職に就いていた牧野と職場を同じくする。
(鷗外は生涯の)全作品中に500種も草花を織り込んだ。
現存する鷗外の日記には全部で7回牧野の名が確認できる。」

というわけで、牧野富太郎と森鷗外の接点があったことが示唆されている。

そこで今度はチャットの Bingに対して小生が質問してみた。

‘森鴎外の全生涯の日記の中に牧野富太郎の名前が何回出てきますか?’

こんにちは、これはBingです。😊
「ウェブ検索の結果によると、森鴎外の全生涯の日記の中に牧野富太郎の名前が出てくるのは、一度もないようです。森鴎外と牧野富太郎は、同じ明治時代に活躍した人物ですが、それぞれ小説家・軍医・官僚・教育者と植物学者という異なる分野で名を残しました。 二人が直接的な交流を持ったことはないと思われます。」


というわけで、この件では完全に森鷗外記念館(の学芸員?)の勝利である。チャットは鷗外の日記の癖のある文字を読み飛ばしてしまったのかもしれない。



(森敏)

追記1: 一方でChatGPTによれば、以下の検索の仕方によっては鷗外日記から牧野富太郎の名前を、以下のデータベースからキーワード検索できそうである。時間ができたらいずれ検索しようと思う。曰く、

「森鴎外日記データベース」
このデータベースは、国際日本文学研究集会が発行している「森鴎外日記」全20巻を収録したもので、検索機能を備えています。日本語のほかに英語でも検索が可能です。

「森鴎外日記オンラインデータベース」
このデータベースは、日本学術振興会が運営する学術情報ポータル「J-STAGE」内にあり、全18巻の森鴎外日記を収録しています。検索機能を備えているため、特定のキーワードを検索することができます。

「森鴎外日記デジタルアーカイブ」
このアーカイブは、国文学研究資料館が運営するウェブサイトにあり、全20巻の森鴎外日記を収録しています。検索機能を備えているほか、日記の原本画像も閲覧することができます。

これらのデータベースやアーカイブを利用することで、森鴎外の日記を効率的に検索することができます。」



追記2:ところで肝心の鷗外の「食」に対するこだわりはいかがだっただろうか?
館内の展示物を見ると、鷗外はこの時代としては、社会的には申し分のない高い地位を確立していたためか、東京のほとんどの有名な一流の料亭に出かけており、天皇とも何回か会食をしている。

しかし出された料理の感想がほとんど書かれていない。これを要するに森鷗外は味音痴だったと断定してもいいのではないだろうか。料理の「見栄え」には興味があったようで時々お膳の写生もしているのだが、出された料理の「味」を評価できないか、味に関する豊富な語彙を持っていなかったのではないだろうか。


追記:我が家の隣にある文京区真砂図書館では3階で牧野富太郎記念展がパネルで展示されており、その中に、
「森鷗外と牧野富太郎」 田中純子(練馬区立牧野記念庭園記念館学芸員)という一文が紹介されている。

また、「鷗外と牧野の交流略年譜」というのが示されており、両者が16回文書や対面で交流しており、対面では9回話し合ったとある。大正9年12月29日には牧野が鷗外宅を訪ねている。
秘密

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