WINEPブログ
「飯舘村のカエルの放射能汚染」
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2022-11-17 14:38 |
カテゴリ:未分類
以下のように大紀元エポックタイムズが報じている。
この記事の基になる畜産業界の原著論文を読んでいないので、ここに示されているように、牛に海藻をたった一日20g食べさせれば、メタンのゲップを押さえられる、ということが再現可能な技術かどうか小生にはわからない。日本の畜産関係者からもそういう話は噂でも聞いたことがない。(小生が知らないだけかもしれないが)
これが事実ならば、海藻が豊富な日本の畜産業界には朗報だろう。海外のように放牧型が少なくケージ飼いの場合は、牛の飼料と一緒に海藻を与えやすいだろうから(いつぞや海藻酪農をやっているところもあるやに聞いたところがあるが。)
我々人間が例えば一日5gばかりの海苔(ノリ)をたべると、おならからメタンがなくなっているのかどうか、試してみる価値があるかもしれない。牛の第4胃のように原生動物が我々の胃腸には居ないかもしれないので、無駄な実験かもしれないが。
話がそれるが、小生は食後に「カスピ海ヨーグルト」を食べている。このヨーグルトを食べると頻繁におならが出るが、このおならが全く無臭であることに驚いている。ほとんどが、窒素ガス(N2)か、水素ガス(H2)か、炭酸ガス(CO2)かメタンガス(CH4)になっていると思う。硫黄系の臭いも一切ないのが実に不思議であるといつも思っている。
牛のゲップを抑制する錠剤…世界市場に登場
Daniel Y. Teng
2022/11/16
更新: 2022/11/16
豪州連邦科学産業研究機構(CSIRO)によると、メタンガス排出量削減の一環として牛の鼓腸と腹鳴を抑える錠剤が、世界中で販売されるようになった。
科学者たちは、畜産業は農業における第一の排出源であり、世界の温室効果ガスの14.5パーセントを占めると指摘している。カリフォルニア大学によれば、牛1頭が1年間に排出するメタンガスは約100kgであり、このメタンガスは二酸化炭素よりも環境に悪いとしている。
そのため産業界や科学者らは、牛の排ガスの対処法に頭を悩ませていた。
そこでCSIROは、ジェームズクック大学、豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)と共同で、牛からのメタンガス排出を軽減できる「海藻飼料」を開発した。
「The Towards Net Zero Mission」のプロジェクトリーダーMichael Battaglia氏は「FutureFeed という会社が創立され、現在、世界中の海藻生産者の協力により、(海藻飼料が)市場に出回り始めた」と述べた。
「一日に一握りの海藻を、油に混ぜて牛の飼料に入れることができる。また、フリーズドライにして粉にし、牛の餌に混ぜて与えることも可能だ」という。
この発明は現在、オーストラリア企業の支援を受けて、世界中の肥育場に輸出されている。
Battaglia氏によれば、カリフォルニア大学デービス校やヨーロッパで行われた試験から、1日20グラム程度の海藻を摂取すれば、家畜によるメタン生成を80〜99%削減できるという。
この海藻飼料の販売の動きは、オーガニック団体が国連に対して、畜産業者のための世界的な持続可能性基準の策定を働きかけていることを受けて行われたものだ。
しかし、オーストラリア全国農業者連盟(NFF)のCEOであるTony Mahar氏は、一律的なアプローチに警告を発し、より微妙なニュアンスが必要だとしている。
「オーストラリアの農業システム、特に放牧のシステムは、ヨーロッパや北米のそれとは根本的に異なる。豪州の環境はユニークなので、排出削減や土地管理に対するアプローチもユニークなものになる」とエポックタイムズに語った。
::::::::(以下省略)
(森敏)
この記事の基になる畜産業界の原著論文を読んでいないので、ここに示されているように、牛に海藻をたった一日20g食べさせれば、メタンのゲップを押さえられる、ということが再現可能な技術かどうか小生にはわからない。日本の畜産関係者からもそういう話は噂でも聞いたことがない。(小生が知らないだけかもしれないが)
これが事実ならば、海藻が豊富な日本の畜産業界には朗報だろう。海外のように放牧型が少なくケージ飼いの場合は、牛の飼料と一緒に海藻を与えやすいだろうから(いつぞや海藻酪農をやっているところもあるやに聞いたところがあるが。)
我々人間が例えば一日5gばかりの海苔(ノリ)をたべると、おならからメタンがなくなっているのかどうか、試してみる価値があるかもしれない。牛の第4胃のように原生動物が我々の胃腸には居ないかもしれないので、無駄な実験かもしれないが。
話がそれるが、小生は食後に「カスピ海ヨーグルト」を食べている。このヨーグルトを食べると頻繁におならが出るが、このおならが全く無臭であることに驚いている。ほとんどが、窒素ガス(N2)か、水素ガス(H2)か、炭酸ガス(CO2)かメタンガス(CH4)になっていると思う。硫黄系の臭いも一切ないのが実に不思議であるといつも思っている。
牛のゲップを抑制する錠剤…世界市場に登場
Daniel Y. Teng
2022/11/16
更新: 2022/11/16
豪州連邦科学産業研究機構(CSIRO)によると、メタンガス排出量削減の一環として牛の鼓腸と腹鳴を抑える錠剤が、世界中で販売されるようになった。
科学者たちは、畜産業は農業における第一の排出源であり、世界の温室効果ガスの14.5パーセントを占めると指摘している。カリフォルニア大学によれば、牛1頭が1年間に排出するメタンガスは約100kgであり、このメタンガスは二酸化炭素よりも環境に悪いとしている。
そのため産業界や科学者らは、牛の排ガスの対処法に頭を悩ませていた。
そこでCSIROは、ジェームズクック大学、豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)と共同で、牛からのメタンガス排出を軽減できる「海藻飼料」を開発した。
「The Towards Net Zero Mission」のプロジェクトリーダーMichael Battaglia氏は「FutureFeed という会社が創立され、現在、世界中の海藻生産者の協力により、(海藻飼料が)市場に出回り始めた」と述べた。
「一日に一握りの海藻を、油に混ぜて牛の飼料に入れることができる。また、フリーズドライにして粉にし、牛の餌に混ぜて与えることも可能だ」という。
この発明は現在、オーストラリア企業の支援を受けて、世界中の肥育場に輸出されている。
Battaglia氏によれば、カリフォルニア大学デービス校やヨーロッパで行われた試験から、1日20グラム程度の海藻を摂取すれば、家畜によるメタン生成を80〜99%削減できるという。
この海藻飼料の販売の動きは、オーガニック団体が国連に対して、畜産業者のための世界的な持続可能性基準の策定を働きかけていることを受けて行われたものだ。
しかし、オーストラリア全国農業者連盟(NFF)のCEOであるTony Mahar氏は、一律的なアプローチに警告を発し、より微妙なニュアンスが必要だとしている。
「オーストラリアの農業システム、特に放牧のシステムは、ヨーロッパや北米のそれとは根本的に異なる。豪州の環境はユニークなので、排出削減や土地管理に対するアプローチもユニークなものになる」とエポックタイムズに語った。
::::::::(以下省略)
(森敏)
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