fc2ブログ
2022-10-22 16:37 | カテゴリ:未分類
ダム爆破と原子炉爆発の関係

   上の地図は、google mapから作図した、カホフカ水力発電所と、ザポロシュ原子力発電所の位置を赤字で示したものである。両者は直線距離で157㎞離れている。ドニエプル川の両者の中間地点にはダムがないようだ。だからカホフカ水力発電所のダムが狂犬プーチンによって爆破されれば、ダムの上流の水量が一気に減少して、下流の農村地帯を洪水に巻き込む。と同時に、上流側の水位が一気に下がって、ザポロシュ原発に必要な原子炉冷却水のくみ上げが困難になる事態が確かに考えられる(原発の取水口と排水口の地理的関係は地図からはわからないが)。
   
   以下、我々の経験を、あらためて復習しておこう。
  
   冷却能力が徐々に低下すれば、ザポロシュ原発5基の温度が上昇して原子炉の温度制御が不能になり、核分裂が臨界温度を超えて、非常用炉心冷却装置と冷却水循環系統の機能が失われ、そのため原子炉内の冷却水の水位が低下し,燃料棒の溶融,水素爆発,炉心溶融と危機的状態が連続して起こり,放射能の大漏洩を起こす。福島第一原発で我々が経験したところである。恐ろしいことである。




「ロシア軍がダム爆破計画」数十万人被害の恐れ ゼレンスキー氏
毎日新聞 2022/10/22 11:44
 ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、ロシアが一方的に「併合」を宣言した南部ヘルソン州のカホフカ水力発電所のダムに「爆弾を仕掛けた」との情報があると指摘した。欧州連合(EU)首脳会議でのオンライン演説で述べた。爆破された場合、数十万人の市民が被害を受ける可能性があるという。
 ロイター通信などによると、ゼレンスキー氏は洪水が起きた場合、南部の80以上の集落が被害を受けるほか、ロシアが占拠するザポロジエ原発で使う冷却水が取水できなくなる可能性があると主張した。一方で、2014年にロシアが一方的に「併合」した南部クリミアのかんがい施設も破壊される恐れがあるという。
 露軍のスロビキン総司令官はこれに先立つ18日、ウクライナ側が「ミサイルでダムを破壊する準備をしている」と主張している。米シンクタンク「戦争研究所」は20日の情勢報告で、ロシアがウクライナの攻撃に見せかけた「偽旗作戦」の準備をしていると指摘。ヘルソン州での劣勢からロシア国民の「注意をそらす」ことを狙っている可能性があるとしている。
 ヘルソン州はロシアが20日に戒厳令を発動した4州の一つ。9月ごろからウクライナ軍が反転攻勢を仕掛け、ドニエプル川の西岸地域で集落を次々と奪還しているほか、州都ヘルソンにも迫っている。スロビキン氏は18日、ヘルソン州の状況は「既に困難」であり、「難しい決断も排除しない」と述べている。ペスコフ露大統領報道官は21日の記者会見で、露軍がヘルソン州から撤退する可能性について「国防省に聞いてほしい」と述べ、回答を避けた。【エルサレム三木幸治】


   
  
(森敏)
追記:テレASA 2022/10/22 18:09
 アメリカのシンクタンクが、ウクライナ南部・ヘルソン州でロシア軍が撤退を始めたとの見方を示しました。

 アメリカのシンクタンク戦争研究所は21日、「ロシア軍は、州都・ヘルソン市があるドニプロ川の西岸から東岸に部隊や軍事品を移動させている」とし、ロシア軍がヘルソン市から撤退を始めたとの分析を発表しました。

 ヘルソン市は、ロシア軍が2月に侵攻を開始して以来、最初に制圧した都市です。

 戦争研究所は、「ロシア軍は、撤退を隠すためドニプロ川にあるカホフカ水力発電所のダムを爆破し、ウクライナ軍によるさらなる反転攻勢を阻止しようとする可能性が高い」と指摘しています。

秘密

トラックバックURL
→http://moribin.blog114.fc2.com/tb.php/2815-b9e8ccfa