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2022-09-15 10:01 | カテゴリ:未分類
  日本はロシアから塩化カリ(KCl)を総輸入量の約16%を調達している。これは今完全にストップしているので、ケイ酸カリなどの値段を上げざるを得ないと、現在東京農業大学で開かれている日本土壌肥料学会の展示ブースでの業者が言っていた。塩化カリの日本への主要な輸入調達先はカナダの59%である。

  また中華人民共和国からは「リン酸アンモニウム」の総輸入量の90%を、「尿素」の37%を中華人民共和国から輸入している。これも習近平が最近輸出を抑えているので、これらの窒素肥料が足りなくて日本の肥料業界はてんやわんやのようである。

  だから、岸田首相は下水汚泥の肥料化の加速を次年度の方針として打ち出しているのだ。日本で年間に生産される下水汚泥の12%ぐらいしか肥料や土壌改良材などに使用されているに過ぎない。下水汚泥の中には窒素とリンが多量に含まれているからこの有効利用は喫緊の課題なのである。
    
  
 以下は、肥料、食料、原発で狂犬プーチンに国連のグテーレス総長はバカにされて、言を左右にほんろうされているが、マーよく耐えているよね。
    
     
国連総長、プーチン氏と会談 ロシア産肥料輸出後押しへ
2022/09/15 03:34
[国連 14日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は14日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、国連とトルコが仲介したウクライナ産穀物輸出再開の合意が維持され、ロシアから肥料の主要原料であるアンモニアの輸出が再開されることに期待を表明した。
グテレス事務総長は会談後記者団に対し「ロシア産肥料の輸出に絡み依然存在する障害を取り除くことが絶対に不可欠だ」と述べた。
7月に実現したウクライナ産穀物輸出再開の合意では、ロシアからの食料・肥料輸出を促すことも柱となっていたが、ロシアは最近、自国からの輸出が依然妨げられているなどとして合意に不満を示している。
グテレス事務総長は「黒海経由でロシア産アンモニア輸出の可能性を巡り協議が行われている」と明らかにした上で、ロシアの港からロシア産の食料や肥料が輸出されているものの、「望ましく、必要とされる規模をはるかに下回る」と述べた。
さらに「肥料市場が逼迫するリスクが存在する」と警告。「世界各地から耕作地が縮小しているという情報が伝えられており、2022年に食料が不足するリスクを意味する」と述べた。
また、穀物や肥料の輸出再開合意は現時点で奏功しているものの、ウクライナでの戦争の終結には「まだ遠い」という認識も示した。
ロシア政府によると、プーチン大統領はグテレス氏に対し、ロシア軍が占拠するウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所について、国際原子力機関(IAEA)の査察団との「建設的」な協力を歓迎すると伝えた。
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