WINEPブログ
「飯舘村のカエルの放射能汚染」
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2022-08-04 10:25 |
カテゴリ:未分類
午後5時過ぎに久しぶりに総武線快速に乗った。小生はスマホを持たないので、座って足の貧乏ゆすりをやりながら、久しぶりの遠出の外出なので乗客をあちこち観察してみた。平日の夕方なので、立っている人がいないので向かいの座席が丸見えである。
小生の右隣とそのまた右隣の男性はスマホを正面に立てて向ってスマホをやっていた。そのまた右隣の男性(ドアの横)は、小生とおなじくなにもせず手持ちぶ沙汰であった。
しばらくわからなかったのだが、10分ばかりして気が付いたのは向かいの座席のドアの横に座っている女性だ。
彼女は涼しそうな模様入りの足元まで流れるワンピースを着て、細身で、薄いピンクのマスクをしているのだが目鼻立ちが立体的なので西欧系外国人と思われた。そして、ずーっとマスクをしていながら「お化粧」に余念がなかった。眉とまつ毛と目の周りとを、膝の上に化粧品セットをおいて、化粧筆をとっかえひっかえして塗ったり、化粧紙ではがしたりしていた。
全く自分の正面(我々の側)に誰がいるかを見ていないようであった。手鏡の自分の映像に没入している様子。耳元にイアホンをはめていたので、それで外界の音が消されていて、化粧に集中できているようである。小生の右横の2名も、スマホ見て見ぬふりをしているようだが、スマホをしていない隣の隣の隣の男は真顔でまじまじと眺めており、彼女の化粧への集中ぶりには「大したもんだ!(あきれたもんだ?)」と感嘆の様子である。
小生は30分後に東京駅で降りたのだが、彼女はまだ化粧を続けており、降りなかった。「夜の商売」に遥か千葉から横浜あたりに出かけるのかもしれない。
小生が昔下宿をしていたころ、隣の部屋のご婦人は、いつも夕方になると和服すがたでご出勤されていたことを思い出した。ひとこともことばをかわしたことがなかったのだが。高度成長期の華やかな時代だったね。
(森敏)
小生の右隣とそのまた右隣の男性はスマホを正面に立てて向ってスマホをやっていた。そのまた右隣の男性(ドアの横)は、小生とおなじくなにもせず手持ちぶ沙汰であった。
しばらくわからなかったのだが、10分ばかりして気が付いたのは向かいの座席のドアの横に座っている女性だ。
彼女は涼しそうな模様入りの足元まで流れるワンピースを着て、細身で、薄いピンクのマスクをしているのだが目鼻立ちが立体的なので西欧系外国人と思われた。そして、ずーっとマスクをしていながら「お化粧」に余念がなかった。眉とまつ毛と目の周りとを、膝の上に化粧品セットをおいて、化粧筆をとっかえひっかえして塗ったり、化粧紙ではがしたりしていた。
全く自分の正面(我々の側)に誰がいるかを見ていないようであった。手鏡の自分の映像に没入している様子。耳元にイアホンをはめていたので、それで外界の音が消されていて、化粧に集中できているようである。小生の右横の2名も、スマホ見て見ぬふりをしているようだが、スマホをしていない隣の隣の隣の男は真顔でまじまじと眺めており、彼女の化粧への集中ぶりには「大したもんだ!(あきれたもんだ?)」と感嘆の様子である。
小生は30分後に東京駅で降りたのだが、彼女はまだ化粧を続けており、降りなかった。「夜の商売」に遥か千葉から横浜あたりに出かけるのかもしれない。
小生が昔下宿をしていたころ、隣の部屋のご婦人は、いつも夕方になると和服すがたでご出勤されていたことを思い出した。ひとこともことばをかわしたことがなかったのだが。高度成長期の華やかな時代だったね。
(森敏)
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