2008-09-26 23:56 | カテゴリ:未分類

トキ緑失われた里へ

 

  佐渡で人工飼育のトキが10羽試験放鳥された。これが付近に居つくための生態的条件の整備や、発信器を付けた飛行範囲の追跡調査、目撃情報の連絡網、等に関しては、2年前の、豊岡市のコウノトリの放鳥のときに議論されたことが、同じように今回も蒸し返されている。

   

  試験放鳥に関してはコウノトリのケースが先行しているので、大いにそれに学ぶべきだと思われるのに、お互いの連絡網がないのであろうか? 何が問題なのかは明らかであると思う。学会を通じて豊岡と佐渡の両地区の研究者が交流がないとは思えないのだが、余りにもトキの場合は問題が初歩的な段階に止まっていると思う。

    

  今回のトキの放鳥も、前回のコウノトリの放鳥も、秋篠宮夫妻が立ち会っている。

  

  コウノトリの放鳥のときは小生も現地に出掛けて、色々飼育担当者の苦労話を聞いて大いに学ばせてもらった経験がある。

 

  やはり食物連鎖の頂点にいるコウノトリやトキ等の大型の生き物が一年間を通して絶えず餌を摂取できる環境が必要である。そのための人も含まれる物質循環系を確保することにつきると思われる。そのためには農業を中心とした地域の社会・経済・文化的な綿密な連携が必須であることは論を待たない。

  

 いうまでもなくこのことは「言うはやすし行うは難し」。

    

(森敏)

秘密

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