2008-09-24 22:23 | カテゴリ:未分類

サイト監視会社・サイト運営会社

  

 

「インターネットの援助交際などの不良サイトや、自殺幇助などの危険サイトは、それを排除するためには1つ1つ目で確認する。これ以上確実な方法はない」とサイト監視会社やサイト運営会社の社長がテレビで語っていた。かれらはいわば病原菌の蔓延を未然に防止する保健所のような役割をしている職業人ということになる。

 

インターネットが発達してハッカーや、上記の非倫理的な寄生虫(パラサイト)が大繁殖している。これらは唯物論的な進化論風に言えば、いずれも物質の存在形態である生物のさらに最高の存在形態である脳神経の知能活動である。

 

このインターネットの現風景は昔の弁証法で言う、正(テーゼ)・反(アンチテーゼ)・合(ジンテーゼ)のアナロジーで言えば、“正”と“反”は現れているが、“合”が見えない世の中である。

 

現在、広告収入の変遷が新聞や週刊誌やテレビ等の媒体からwebsiteに大幅に移行しているという。すなわち、人々の情報源がインターネットにシフトしているということである。インターネットへ向かう情報の流れは止まるところを知らない。

 

世界を瞬時に飛び回るインターネット情報に簡単には左右されない、すなわち「刺激的な情報に触媒されて、すぐに熱狂的(ファナテイック)な行動に移るということがない」ように、人類がどれほど賢明になりうるかかが問われているように思う。もう間に合わないのかもしれないが。

 

インターネットの圧倒的にネガテイブな面(“反”)がすべて出尽くして、そののちに人類は新しいかたちの社会倫理(“合”)を築くことになるのだろう。

 

しかし、人類はすでにインターネットというもはや制御不能な怪獣(リヴァイアサン)を生み出してしまったのかも知れない。核による世界戦争の危機は今のところ回避されているが、インターネットを媒介した情報操作による人類の狂乱化の可能性はむしろ高まっているように思われる。たとえば宗教戦争を装った無差別テロにその予兆を感じる。

 

先日、「プラモデル喫茶」、「予言喫茶」、「読書会喫茶」など街のカフェが少しずつ賑わいつつあるとのテレビ報道があった。<2チャンネル>などの索漠とした言葉のやりとりよりも、ひとびとは、やはり、「見て、聞いて、触れて、嗅いで」の個々人の相互のぬくもりの中で生きて行きたいのではないだろうか。

 

物質の最高の存在形態である人の <脳神経の知的活動> といえども肉体からの極めて具体的な絶えざる情報供給を抜きにしては継続し得ないのではないか。その意味において人の存在には、相互の肉体が4次元空間で交わることが必須の要件なのではないだろうか。どんなすぐれた数学者や有能なハッカーでも形而上学のみでは生きていけないはずである。

 

そこにわずかにネット社会にも救済の余地があるように思う。

 

(森敏)

秘密

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