2008-09-24 08:02 | カテゴリ:未分類

古米の扱いに見る利権の構造

  

  

今回の「事故米」報道で、これらの政府米を扱う下請け業界に、公務員の天下り人物がいるとことが明らかにされた。であるから何十回農水省が検査に入ってもそれはなれ合いでしかないし、惰性の立ち入り検査だっただろう。すべてたがいに暗黙の了解事項であったのだろう。

  

マスコミは報道しないがカドミウム汚染米の下請け業界である(社)全国米麦改良協会にも公務員の天下りの人物が居るのではないだろうか?

  

事故米の教訓は、公務員の天下りはしっかりと規制をかけないと <二重の意味で危険である> ということを意味している。すなわち、①天下った彼らを食わせるための国家予算の壮大なムダ使いと言うことばかりでなく、今回のようにユルフンの立ち入り検査の結果、 ②底なしの野放しの毒物流通体系を保証してしまう、場合があるという点からである。

  

国民の健康にかかわる点での公務員の天下り先は、農水省関連ばかりでなく、厚生省や、文科省、総務省など様々な分野に網の目のように渡っている。

  

このブログ(2008年7月7日:「松田隆利前総務事務次官に注目を」)でものべたが、今回の麻生内閣でも行革担当大臣がだれになるのかが厳しく問われている。また福田内閣の時に誕生した国家公務員制度規制改革本部の立花宏(経団連参与)事務局長、松田隆利(前総務事務次官)と岡本義明(三菱UFJリサーチ&コンサルテイング主席研究員)の2名の事務局次長動向があらためて注目される。

  

脆弱化した福田内閣末期にあたって、官僚の代表である松田隆利事務局次長らによるこの国家公務員制度規制改革本部の人事に関して、巧妙な骨抜き工作が着々と進行しつつあるかのごとき動向が最近の週刊誌に書かれている。要注目!である。

  

事故米の事例で明らかなように、国家公務員制度規制改革とは、つまるところ、国民の健康にかかわることでもあるのだ。

   

(管窺)

  

追記1:週間農林9月25日号11頁には次の記載がある。

「事故米には「カドミウム含有米」(0.4ppm 以上1ppm未満)の非食用向け販売がある。カドミ米の非食用向け購入・販売は全国米麦改良協会が全量行っているが、そこでは粉砕した上で、三二酸化鉄(ベンガラ、Fe2O3のこと?)により着色して購入業者に引き渡している。」と紹介されている。

はて、それではこの着色米はいったいどこに流れているのだろうか?

 

追記2:今回の麻生内閣では行政改革・規制改革担当大臣には甘利明氏がなった。彼は福田内閣の時は経済産業担当大臣であった。従って今回の人事は格落ちの感を抱いているらしくあまり意に添うものでないらしい。そんな意欲のない人物をキャップに抱いていては、国家公務員制度規制改革本部人事も危ない。

秘密

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