WINEPブログ
以下本日、東大付属病院のホームページを覗いたところ、昨日づけで以下の記事が載っておりました。(:::::::::以下の簡単な告示)
やっと東大病院独自でのPCR検査体制ができたようです。
ちなみに、九州大学、大阪大学、名古屋大学、東北大学、北海道大学などの旧6帝大の付属病院のホームページをチェックしたところ、いずれも独自のPCR検査体制はまだできていない。
すでにこのWINEPブログでも紹介してきたように、慶応大学病院、慈恵医大病院、山梨大学病院は、すでに検査体制を構築しているようです。
誤解してはならないのは、付属病院が入院前の患者をPCR検査するのは、あくまで、院内感染を防ぐためです。病院の医療従事者が入院患者経由で感染クラスターになって、病院閉鎖し外来診療がストップするという、医療崩壊が起こるということを懸命に防ぐためです。
それにしても、旧帝大の動きのなんと鈍いことだろう!
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入院時のPCR検査について
2020年05月07日重要
当院では新型コロナウイルス感染症への対応として、入院患者さんの一部を対象に、入院前後にPCR検査を行っています。患者さん自身の安全のため、また院内感染予防のため、ご協力をお願いします。検査結果によっては予定していた治療を中止・延期させて頂く場合がありますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
病院長
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http://www.hc.u-tokyo.ac.jp/covid-19/
新型コロナウイルス感染とは
新型コロナウイルス感染症の流行が拡大を続ける中、日常生活にもさまざまな制限が加わり不便な思いをされている方も多いと思います。現在東京大学は活動制限指針のレベルが3となっていて授業は基本的にオンラインのみ、課外活動も中止ということで全く普段とは異なる学生生活になっています。教職員のみなさまも在宅勤務や必要な業務のためにやむを得ず出勤しているなど大変な状況かと思います。まだまだ分からないことも多い新型コロナウイルス感染症に関する健康上の不安に加えて、一変してしまった日常を送らなければならないみなさまに、保健センタースタッフ一同で、少しでも落ち着いて過ごしていただけるように新型コロナウイルス感染症に関する正確な情報提供と、その対処法についての提案をしたいと思いこのサイトを準備しました。なるべく早くお届けできるように準備ができたものから公開します。また、状況は刻一刻変わっています。随時内容の追加やアップデートをしていきたいと思っています。まだまだ先が見通せませんがどうか少しでもお役に立てば幸いです。
東京大学保健センタースタッフ 一同
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なお、東大の保健センター一同 の名前で、上記のホームページの、研究紹介の欄で、学内教職員向けに、新型コロナウイルスの最新の文献情報の提供を始めたようだ。かなり詳しくこれまでの研究が追跡されている。今後時々チェックしていれば、学外者にもけっこうためになるかもしれない。 とにかく毎日排出されている玉石混交の膨大すぎる文献を一人で読んで追っかけて行くのは、まったく至難の業であるから。