2007-11-28 09:32 | カテゴリ:未分類

  この夏、定期的に検診を受けているある病院で、診察待ちの時間に、野外のスペースの日よけ傘の下のテーブルで軽い昼食をしていました。入院患者さんも自由時間なのか、何人か外に出て見舞客と談笑していました。外は少し強い風が吹いていました。戸外に出るには、かなりバネの強いガラスのドアを押しあけて出なければなりません。

 

と、ドアの中から、一人の若い女性患者さんが苦しそうに何度もドアを押しあけようとしては、風圧に拒まれて外に出かねていました。外からよく見ますと、彼女は点滴チューブを体のどこかから垂らしており、点滴瓶のキャスターと一緒に行動していました。わたくしは思わず駆けよって、外からドアを引き開けたのですが、彼女が一人で出ようとした時にドアがバタンと閉まれば、彼女の点滴チューブが外れて悲惨なことになることが予想されたのでした。そのあと彼女はひとりで日よけ傘のテーブルに座ってぼんやりと浮かない顔で過ごしておられました。

  こういうことがありましたので、このドアの危険性をすぐに間接的に病院長に伝えておきました。先日、また3か月ぶりに検診日がめぐって来ましたので、この病院を訪れましたら、件(くだん)のドアに関してかなりの改良がなされていました。部屋の中からドアを開けるのには少し力がいるのですが、開けたドアは、バタンと閉まらずに実にゆっくりゆっくりと閉まっていくようになっていました。これならば点滴瓶を持った患者さんも安心して外に出たり入ったりできるであろうと思われたのでした。


  わたしは最近立て続けに2か所の病院に短期入院の経験をしたのですが、患者自身がしっかりしていないと、何が起こるか分からないところがあることを経験しました。入院患者は入院したというそれだけでも神経過敏になっていますので、過剰に反応しがちなのかもしれませんが、医師や看護師に対しては、もし少しでも疑問があれば遠慮しないで聞くことが必要であると痛感しております。事は命にかかわることですから。


(Erika)

 
秘密

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