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2019-12-15 12:03 | カテゴリ:未分類

 

歯科医院で、いきなり予告なしに、歯茎にぶすぶすぶすと、6か所ばかり麻酔注射を打たれた。

 

そのあと麻酔が効いてくるまでの間、主治医は席を離れた。

 

そのご、30秒ばかりして、小生の心臓がいきなりバクバクしてきた。手を当てるとかなり激しい鼓動である。

 

歯科医院でのこんな異常な経験は初めてなので、「ちょっまった!」と次に何かやろうとするプロセスをそばにいる人物に制止を指示した。

 

急いで主治医に報告にいったらしく、主治医が来て、小生の脈拍を黙って、取り始めた。

 

それから5分ばかり後に、小生がリラックスすると、

 

「アドレナリンが入っていますからね」とぽつりとつぶやいて、治療を再開した。

 

術後、家に帰ってインターネットで「歯科医の麻酔薬」というキーワードで、詳細に検索してみた。

 

歯科医の注射液には麻酔剤が歯の局所にとどまって有効に効かせるために、アドレナリンを入れて毛細血管を収縮させている、というはなしが書かれていた。さらに追加で、アドレナリンが、一部漏れて心臓などに流れていくので、高血圧や心臓疾患がある場合は、急に血圧が上がったりするので、医師は事前に患者に疾患を確認することが必要 の由が書かれていた。場合によっては心房細動の人に事故が起こった場合に、心臓マッサージ用にAEDを用意しておく必要がある由も。

 

小生は低血圧で、超音波診断では心臓の弁から少し血液が逆流している。だからか、マラソンなどは小学校以来いつもびりっけつで、一番苦手なスポーツだった。大学に入学した時の健康診断に遅れて走って駆け込んだら、校医に「不整脈がある」と診断されたのを今でも覚えている。

 

数日後には予約していた眼科で、網膜検診があった。事前に、「瞳孔拡散目薬を使うから、点眼後に、いったん帰って、一時間たってからまた来てください」と言われていた。気になったので、この<眼科の瞳孔拡散剤>なるものをインターネットで調べたら,なんと!     これにもアドレナリンが入っていると書かれていた。幸い入っていないものもあるらしい。そういうことで、眼科医には、歯科医院での体験を話して、アドレナリンが入っていないほうの薬を点眼してもらった。こちらのほうは効き方が遅いということであった。

 

そのまた数日後に、継続治療に歯科医院にいって、「前回の事故があったので、インターネットで歯科の麻酔薬に添加されているアドレナリンを詳しく調べた」と伝えて、「今日の治療に麻酔薬にアドレナリンが入っているものしかなったら、別のものを取りよせてもらうまで、今日は帰ります!」と強い口調で伝えた。さいわいほかの麻酔液があったようで、この日は、麻酔注射をうけながら無事施術してもらった。

 

歯医者がボソッと「アドレナリンが入っていますから」と言わなければ、小生はここまでアドレナリンのネガテイブ効果を知ることは決してなかっただろう。なぜならテレビやマスコミではアドレナリンが <体内でわきでる元気の素のホルモン> のような意味でポジテイブな意味のみに多用されているからである。

 

アドレナリン入り麻酔薬は注意を要することをわれわれは銘記すべきだと思う。麻酔は医者の言うとおりに従うと失命する可能性を秘めている。

 

(森敏)

秘密

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