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2019-08-28 13:24 | カテゴリ:未分類

種をまく人1 
母なる大地で女たちは愛のタネを蒔き人生の実を刈り取っていく(宣伝文より)

  
 

  現在進行形の「鍼灸」の効果を確かめるために、映画館で2時間ばかりじっと座って画面に集中できるか、試しに神保町の「岩波ホール」に出かけた。

 

  安全を取って、一番後部座席で鑑賞した。幸いなことに、いつもの下肢の痙攣は起こらず、映画に集中でき、途中退場しなくてもよかったのはありがたかった。治療の効果が出てきているのかも知れないと、少し楽観的になれた。

 

  映画は『田園の守り人たち』というタイトルであった。今年の7月6日から延々上演されているのでずっと気になっていた。ストーリーの中身は、1914年から1920年までの第一次世界大戦の最中に、男手を独仏戦争に駆り出されて田園に取り残された女性たちの互いの葛藤がテーマである。主婦は未亡人であり、長女は夫を徴兵され、彼はドイツの捕虜になる。長男は結局戦死する。次男が兵役から一時休暇で帰郷して、この家族に臨時雇用されている女性フランシーヌと風波を立てることになる。

 

  しかし、小生の目には、この映画では季節を巡る映像の農作業や田園風景の美しさが際立っていた。誰もがミレーの『落穂拾い』や『晩鐘』や『種蒔く人』を鑑賞した時のノスタルジーを感じたことだろう。

 

  この繰り返される種まきや収穫の作業は小生には見ていて飽きることがなかった。小麦の収穫作業が、手刈り、馬車を用いた機械狩り、から、戦後はアメリカ兵が残していったデイーゼルエンジントラクターによる収穫機へと目まぐるしい近代化を遂げる経過も、実に興味深かった。

 

  もちろん延々5分間ばかり(?)繰り返されるオーソドックスなベッドシーンも、非常に魅力的だった。この場面では場内は息をのんでいたように感じた。

  

 

 

(森敏)
追記:1か月後に浅草で芝居を観たのだが、ここの椅子が固くて、二時間の行興時間のうちの、前座の1時間が終わって、足がしびれてきて、結局本番を観ずに退散した。用心して一番後部座席に座っていたのだが、予想通りの体調変化が起こってしまった。役者さんたちには失礼してしまった。

 

秘密

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