2008-08-27 04:06 | カテゴリ:未分類

「特急しまんと9号」高知行き

 

  60年前に高知市の西の旭駅前町から兵庫県の芦屋市に引っ越した。小生は7才だったので、昼頃出発した旭駅からの蒸気機関車は、酸っぱい煙をもうもうと吐いていくつものトンネルをくぐり抜けて、何時間かかったのか覚えていないが、香川県の多度津に着いた。着いたのは夜間だったので、眠いのをたたき起こされて、多度津駅から多度津港桟橋まで、思い切り他の沢山の乗客と一緒に走らされた記憶がある。多度津港から船に乗って神戸港に着いたと思うがその後の記憶は全くない。長兄と父をのぞいた家族6人の大移動であった。

 

  先日、JR高松から20時25分発の「特急しまんと9号」に乗って、宇多津、丸亀、多度津、琴平、阿波池田、大歩危、大杉、土佐山田、後免、高知と60年ぶりに以前と逆のルートで、高知駅に向かった。丸亀で夜を焦がす美しい花火に偶然出会った他は、行けども行けども闇の中で、「お泊まりはホテルかずら橋『混浴あり』」といういまどき珍しい車内テロップを眺めながらも、一種の感慨にふけった。これまで高知には何回も行っているのだがすべて飛行機でだったのだ。

 

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  丸亀駅通過の時に車窓からガラス越しに見えた花火

 

 

  小生の乗っていた車両では52の座席数にたった3名の乗客であった。宇多津駅で「南風25号」の4両を連結し、その後の途中のいくつかの停車駅では、ホームの長さが足りなくて、停車しても前と後の車両のドアを締めざるを得ないことを車内放送していた。JR四国は駅のホーム延長の改築工事の力量がないのであろう。翌日、高知駅のさらに西にある旭駅付近を歩いていると、線路の中が雑草だらけであった。JR四国は雑草を刈る資金的余裕もないように見受けられた。いささか寂しかったね。

 

asahieki 

    旭駅付近の線路内の手入れされていない雑草

        電車は結構頻繁に通るのだが

 

 

(森敏)

 

秘密

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