2008-08-24 23:34 | カテゴリ:未分類

発赤(ほっせき)からのレジオネラ菌感染?

 

毎年梅雨明け頃から右腕の肘の外側に発赤が出来て、底が痒くなってくる。寝ているときに無意識に引っ掻いているので症状が進む一方である。コンピューターを打っているときも、肘をついているので、机から菌が感染するらしくて、一夏中治らないで苦労している。馬油(ばーゆ)を塗ってもあまり効かない

  

今年は5月中旬から左腕の肘の内側から痒みが始まった。広がらないように極力努力をしたのだがどんどん広がっていくようである。これで、もし半袖にでもなろうものなら、左腕全体に広まるだろう。したがって今年の夏も木綿の長袖で暑くても我慢することになるだろうと、女房と相談したら、それなら麻の方が涼しかろうということで、多少値が張ったが、麻の長袖シャツを2枚購入した。今までのところ快適である。

  

これを書いて数日後に、朝起きると左肘の付け根がずきずきする。あまりこんな症状を経験したことがなかったので、とまどってしまった。よくよく考えてみるに、もしかしたら、風呂の中で左肘の周りを確かにごしごし書いた記憶があった。その爪の傷からバスタブの菌が感染したのかもしれない。痛くて我慢できなかったので、近所の皮膚科に飛び込んだ。

  

3時半であったが、病院では玄関前で若い女性と中年の女性が草花に水をやったり、掃除をしていた。小生が玄関から入っていくと、中に患者も医師も看護婦もだあれも居なかった。と思ったら、すぐに外の二人が急いで飛び込んできた。

「いらっしゃいませ。今日わ。どんな用件でしょうか?」

保険証を見せて症状を告げる。

「少々お待ちください」

延々40分ぐらい経過したあとやっと、

「どうぞ、先生がお待ちです」

「失礼します」

「どうしましたか?私は昼寝をしていて、起こすなといっていたのに起こされて、まだ夢のうちです。あなたの声がはるか彼方から聞こえて来るような気がします」と医師。

症状を告げると、医師は小生の腕のくるぶし当たりを少し触る。皮膚をつねる。

「この症状はどうしたことが原因と思われますか?」

「先生にそれを聞きに来たのですが?」

「あなたがわからなければ私にもわかりませんよ?。。もし表皮だけに感染していれば、皮膚のうえから殺菌すれば治ります、もしそれより内側に感染が浸透していれば中からやっつけるか、メスで切開して膿を出す方法があります」

「まだ膿はたまっていないようですが腫れています。痛くてしかたがありませんが、切らないでください」

「それでは今日は湿疹対策のステロイド剤と外用薬を塗布しましょう。ところで現在服用している薬はなにか有りますか?同時服用してはいけない物もありますので」

「いっぱいありますが、具体的な名前は今ここではすぐ出てきませんので明日またお伺い致します」

「ペニシリンアレルギーはありますか?」

「多分大丈夫です」

「それでは、ラクタム系のお薬を出していきましょう」

ということで、腕にステロイドと抗生物質を塗布された。そして包帯をされた。お世辞にも手慣れたてつきではない。

「先生、普通はこういうのは、看護士さんがやるのではないですか?」

「うん、そうなんですが、うちには看護士はおりません。3人いたのですがだんだんやめていきました」

と言うことであった。看護士が一人もいない病院は初めてである。

「ところであなたは、大学にお勤めですか?」と医師。

「イーえ、だいぶ前に退職しました」 小生の保健証をまじまじ見て「あなたは後期高齢者ですね?」ときた。

「いいえ、まだまだそこまではいっていませんが」

「まー、しかし、私から見れば同じようなものですね、私は超後期高齢者です。今85才です」

「エーそうなんですか?」

「ここにわたしの息子が内科の医者でおりますがね、まだ寝ているようで起きてきませんね。のどかですみませんね」

 

ということで、薬の処方箋をもらって、薬局で薬をもらってきた。

 

さっそく鎮痛剤は1度だけ飲んだが、抗生物質との同時服用は避けた方がよいと思ったので、その後は6時間ごとに抗生物質のみを服用し始めた。次の日、やたらと腕や背中が凝って、肘が痛いのだが職場にでかけた。ところが徐々に頭も痛くなってきた、と同時に体がだるくなってきた。両肩が強烈に凝ってきた。仕事にならない。そこで小生にしては珍しくも仕事を中断して家に帰ることにした。

 

家に帰ると、服も着替えずにベッドに倒れ込んだ。30分もしないうちに、ぞくぞくと悪寒がしてきた。「こ!、これはなんなんだ??」今まで経験したことがない症状だぞ? 風邪ならば普段はのどがやられて、肺がぜいぜい言い始めて、咳がして、ついに高熱になって。。。。と言う手順を踏むのだが。。。急に激しい頭痛もしてきた。体温を計ると37.8℃ある。平熱は36.5℃なんだが。。。。這々(ほうほう)の体(てい)で掛け布団をもう一枚出して、手ぬぐいを首の回りに巻いて発汗対策をした。2時間ばかりどうにもこうにも対策がなくてうなっていたが、そのうち失神したらしい。

 

寝汗をびっしょりとかいて4時間あとに目が覚めた。症状の峠は越えたような気がした。

 

この症状についてはその後も医師による診断名は着かなかったが、自己診断では、24時間循環式温泉で問題になった、レジオネラ菌による「肺炎」ではなく「ポンテイアック熱」であると思われた。新築の我が家の風呂は循環式であるからレジオネラ菌を集積培養していたのかもしれない。循環式風呂は便利なようで、気をつけないと非常に危険であることが分かった。へたすると肺炎で命を失うところだった。

 

その後、48度Cで24時間かけてお湯の全循環系路を塩素殺菌した。その後は入浴後は毎回風呂の湯を全部引き落としている。

   

  

(森敏)

 

 

秘密

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