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2019-07-22 07:14 | カテゴリ:未分類
  
   現在、浪江町や双葉町では住民の汚染住居が次々と解体されている。

  解体された建材などがフレコンバックに袋ずめされずにうずたかく積まれて放置されているところもある。

  こういう完全に解体される前の家の玄関や廊下のガラスはイノシシやサルや盗人(?)などによって、めちゃくちゃに破壊されている。

  地震後でも、比較的原形をとどめて、時々清掃に来ているらしい住民の家は、被曝しているいるにもかかわらず、解体すべきか、そのまま住むべきか、ずっと悩ましい状態が続いているようである。

  我々はそんな廃棄物の中から日用品で平面で放射能を撮像しやすい形状のものを、記録にとどめるために、拾ってきている。T-シャツ、洗濯物、石鹸箱、長靴、各種靴の類、その中敷き、などなどである。
 
  最近では非常に放射線像の撮像がむつかしい立体画像の作成にも挑戦している。これらの画像は、共同研究者の加賀谷雅道カメラマンのホームページに逐一掲載されている。

http://www.autoradiograph.org/app-book/

  ここでは、すでに紹介したこともある数多い靴の中敷きについて、今後シリーズで紹介する。

  これらの靴の中敷きは玄関先に散乱していた靴からはがしたものである。元は玄関先にあったものなので、室内にも強烈に放射能が侵入して静かに靴に集積したことを示している。一部では7年間のあいだに野外で風雨にさらされたためか靴の裏側にも放射能が浸みこんで汚染しているものもある。


  住民が2011年3月の原発暴発で、慌てふためいて取るものもとりあえず避難したであろう様子がうかがわれる。
 
  じっと観察してほしい。

 
 


 
 
スライド1 
 
 靴の中敷きの表側。同じペアの靴。
 
 
スライド2 
靴の中敷きの裏側。 同じペアの靴。 放射能がしみ込んでいるイメージ。

 
 
 
 
スライド3 

 靴の中敷きの表側。上下の靴は異なる。
 
 
 
スライド4 
 
 靴の中敷きの表側。2つの靴は異なる。女性靴。
 
   

(森敏)

 
 
秘密

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