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2018-08-07 14:56 | カテゴリ:未分類

本職がカキ・ホタテ養殖業を営む漁師である畠山重篤さんが「森は海の恋人」という運動を始めて30年目に 『人の心に木を植える』(講談社)という本を今般出版された。この本は全文漢字にはルビがふられている上に、随所に絵本作家であるスギヤマカナヨさんによるほほえましいプランクトンや海藻や魚や樹木のイラストがちりばめられているので、小学生高学年でも十分に理解できるように工夫されている。
     
  また、この本と同時に絵本作家であるスギヤマカナヨさんが畠山さん原作の『フェルムは魔法使い』(小学館)という絵本を出版された。
          
  いずれの本も地球環境生態における「鉄」という元素の重要性を実に楽しく分かりやすく説き起こしてくれている。それがこの2冊の本の共通の通奏音である。
      
  『人の心に木を植える』を一気に読了して、この本は畠山氏がホタテ・カキの養殖業者として、72年の苦節の人生を歩んで来られた自叙伝とも言うべきもので、全編を一人称でつづられており、誰の物まねでもない自分自身の体験(オジナリテイー)を強く打ち出すことを意識された本だと、実感した。
    
  特に東日本大震災によって壊滅させられたカキの養殖の詳細な再生物語の記述は圧巻である。
      
  小生は随所で涙なしに読めなかった。だから、この本の読者にも深く琴線に触れるところがあると思う。子供はもとより、すべての世代の大人にも。
      
  気持ちが洗われた。

      
     
 
スライド1 
   
 
    
 
スライド2 
   
 

  
(森敏)
付記:フェルムとは「鉄元素」の事です。

秘密

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