WINEPブログ
テレビ史を揺るがせた「100の重大ニュース」
スクープ映像の舞台裏
◆TBSテレビ
4月8日(日)
午後6時30分〜午後10時48分
総合司会:恵 俊彰
キャスター:膳場貴子 井上貴博
ゲスト:黒柳徹子 柴田理恵 辺真一 与良正男 ほか
◆HP
http://www.tbs.co.jp/100bignews/
過去3回の放送でいずれも高い評価を得た特別番組「テレビ史を揺るがせた100の重大ニュース」。これまで、「緊急報道特番の放送時間」、「トップニュースの回数」、「テレビ欄に登場したニュースの回数」をもとに、それぞれ100の重大ニュースを取り上げてきましたが、今回、第4弾では、「ニュース速報になった回数」をキーワードに100の重大ニュースを選び出し、JNNの膨大なニュース映像で検証します。
ニュース速報は、日時や放送されている番組を選ばずテレビ画面の上部に表示されます。発生した事件事故やその詳細、記者が他社に先駆けて入手した情報をいち早く視聴者に伝える手段です。
そこでこの番組では、記録の残る1970年から、約48年分のTBSのニュース速報を集計。100のニュースを選出しました。
TBSが放送してきたニュース速報の中で、最も多く登場したニュースは何か!100位から1位までのニュース項目の発表とそのニュースに隠された“今だから語れる真実”と“新たなスクープ・驚愕の新証言”、そして“初公開映像”にこだわり重大ニュースを検証していきます。
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付記:小生(森敏)も寸評で出るようです.
追記:この放映は小生が琉球政府調査団員として関係した「沖縄の毒ガス撤去」の部分は100項目のうちの第22位だったと思うが、放映時間はわずかに9分ぐらいであった。その中でも小生が登場するインタビュー場面は3分ぐらいであった。某所でのインタビュー撮影は3時間ぐらいかかったので、撮影フィルムの60分の一しか放映されなかったことになる。そんなものだろうからまあそれは良しとしよう。
40年前の事だからこのインタビューを受けるに際しては、記憶を新たにして、事実の正確を期するために、デイレクター氏にいろいろな過去の文献(当時の琉球政府の公文書、雑誌への小生の寄稿文2編、沖縄教職員組合への小生の寄稿文、同じく琉球政府調査団員であった小山内宏さんや和気朗さんの雑誌への寄稿文、などなど)を探し出してもらって、添付メールで送っていただきそれらを読み込んで十分復習することになった。
そこで感じたことはやはり公文書の管理の重要性であった。当時の米軍基地内の様子などもたぶん米軍側から撮影された映像記録資料が使われていたのだと思う。歴史をねつ造しないためには、公文書資料の管理は敵味方に関わらず必須の要件であると思ったことである。現在の安倍内閣官邸管理下での各省庁の公文書のねつ造は、現時点で誰の目にも明らかな形で歴史を歪曲しつつある典型である。