2008-08-16 07:57 | カテゴリ:未分類

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      どうしたら円形の様式美が?

    単なるコンピューターグラフィックか?

kiiro.jpg 

 個々人はどのようにして位置決めをしているのだろうか?

    右端と左端が少し乱れているのがほほえましい

shiro.jpg 

上2枚と同じくこの絵も直径には20名が並んでいる。右と左が

   少し乱れているのは曲線を描きにくいからだろう。

 この演舞もどうやらほんとうに人が演技しているもので

   コンピューターグラフィックではないらしい。

 

どういうマニュアルが渡されているのか

 

 

北京のオリンピックの開会式を見ていて、会場である“鳥の巣”のグランドでの集団演技にはほんとうに驚嘆した。どうやったら1人1人の動作が平面上の自分の位置を確定して、あのような“円形”の様式美を形成できるのだろうか? テレビの画像を拡大して員数を数えてみると約1200人いるようである。

 

軍隊では、ナチスの行進、旧ソ連の革命記念日でのクレムリンの赤の広場での行進、北朝鮮の建国記念パレード等で、縦横にそろったその滑稽なほどの足を上げた行進が定番である。彼らは軍隊というプロ集団であるから“行進”という行為を通じて精神的な整合性を保つ訓練を日頃からしている。したがって、自分の左右を見ながらの2次元空間での直線的な規格化に慣れているのは当然であろう。しかしこのオリンピックの絵は各人で微妙に円という曲線を描く2次元空間である。

 

よく観察すると、この北京オリンピックでの集団演技の主役はどうやら10-20代の男子青年のようである。服装や、機敏なしかもしなやかな動作からして、少林寺拳法などの、日頃から集団での様式美を鍛えられている人たちのように思われる。1人1人が舞を舞いながらいつも自らが <正円の切片90度の変曲点に位置する> ことを確認する手法というものが有るのだろうか?

 

いったいどういうマニュアルを各人に渡されて訓練されたのだろうか? 

 

それにしてもこういう集団演技は日本でも某政党らが得意とするものであるが、いつもナチス・ヒトラーを思い浮かべる。非常に美しいのだが、人間の動きとしては少しうそ寒い気がする。

  

であるから、ときどき編成を組み直すときの <人の乱れ> を見ると人間くさくてホッとした。

 

(管窺)

 

追記:北京オリンピックの閉会式をじっと観察していた知人から連絡があった。集団演技のときに、会場のグランドがちらりと写された。その時確かに、地面にいくつかの丸いスポットの映像が流れた、とのことである。このスポットは天井方向からのライトで投影されたものか、予め地面に書込まれたものかは分からなかった、とのことである。いずれにせよ、スポットで演舞者には位置決めが指示されているのだということが分かった。

 

 

秘密

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