2017-11-21 06:49 | カテゴリ:未分類

稲盛和夫さん、京セラ100万株を母校に寄付

 

京セラ名誉会長の稲盛和夫さん(85)が同社の株式100万株を母校の鹿児島大に寄付することになり、16日、同大郡元キャンパスで式典が開かれた。

 鹿児島市出身の稲盛さんは1955年に同大工学部を卒業後、京都セラミック(現・京セラ)を設立。これまで大学に計約21億円を寄付し、99年には同大初の名誉博士号を授与された。

 今回寄付する株式は稲盛さんの個人資産の一部で、時価約80億円に相当するという。同大は「鹿児島大学稲盛和夫基金(仮称)」を新設し、配当金を人材育成などの原資とする予定。

 式典には大学幹部ら約50人が出席。稲盛さんは「鹿児島大学あっての今日の私。感謝の証しとして受け取っていただきたい」とあいさつし、前田芳実学長に目録を手渡した。前田学長は稲盛さんに感謝状を贈り、「教育・研究の更なる発展に使いたい」と謝辞を述べた。

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付記1:これは快挙だ! 鹿児島大学に対する今年の文科省からの運営費交付金は158億7百万円だから(ホームページからの引用)、稲盛氏による80億円の寄付金はその半額にも相当する。鹿児島大学にとって何という朗報だろうか。稲盛さんに見習って、すべからく企業でけた違いのお金を稼いだ企業人は、出身大学に対して、愛校心を持って後輩の人材育成のために慈善事業を行ってほしいものだ。
     

ちなみに東京大学でも昨年の、文科省からの運営費交付金はわずかに803億円であり、昨年の寄付総額は28.4億円に過ぎない(ホームページからの引用)。それでも喘ぎ喘ぎ教育研究の固有の新規投資に使っているようだ。これは、旧帝国大学は歴史的に官僚養成の大学なので、サラリーマン社長が多く、ベンチャー企業を立ち上げる伝統が乏しかった伝統をずっと引いているからだと思う。残念ながら大金持ちがいないのだろう。学者がいくら刻苦勉励してノーベル賞をもらってそれを寄付しても、もせいぜい一億円である。日本の企業が支援する大型の賞でもせいぜい最高は5000万円である。
    
付記2:本日この記事を上梓したら、偶然にもさきほど東大事務局から以下のメールが届いた。あまりにもタイミングが良すぎて笑ってしまった。
        

このたび、東京大学渉外本部は大学への寄附の意義と役割について考える
シンポジウムを開催いたします。
皆様のお越しをお待ちしております!

【日   時】 2017121(金)1330分〜1630分(13時開場)

【場   所】 東京大学(本郷キャンパス)福武ホール地下2階「福武ラーニングシアター」

【詳   細】 utf.u-tokyo.ac.jp/2017/11/post-4146.html
*プログラム

13
30 開会挨拶  五神真 東京大学総長
13
35 基調講演 〜日本の寄附文化醸成と大学のファンドレイジング〜
                              
小宮山宏 三菱総合研究所理事長、東京大学元総長
14
05 特別講演 〜広げよう、支援と感謝の輪〜
                             サヘル・ローズ 寄附文化に強い関心をお持ちの女優
14
20 休憩
14
30 パネルディスカッション
            
第1部〜寄附の動機及び感想、多様な支援拡大に向けた取り組み 〜
                        
菅裕明(東大教授)、古賀信介(寄附者)、中島晋太郎(東大大学院生)、
                        
モデレーター 冨澤かな(東大U-PARL特任准教授)
            
第2部〜学内の協力関係構築及び海外からの寄附獲得に向けた
                           
仕組みづくり〜
                        
吉村忍 (東大副学長・教授)、佐藤健二(東大教授)、
                        
松木則夫(東大理事・副学長) モデレーター 小林雅之(東大教授)
16
20 閉会挨拶  稲場肇 東京大学渉外本部長
16
30 終了

 


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