FC2ブログ
2017-11-24 05:59 | カテゴリ:未分類

    今は柿の盛りである。

    小生は柿が大好きなので、通りすがりに店によって柿の値段を物色している。
 
 

熟し柿jpeg 
             熟し柿をコーヒーの友に
      

    そこで気が付いたのだが、柿は熟してトロトロになる前に、値段が下がる。30%デイスカウントする店もある。そういう時には小生は率先して、その値引き柿を買う。それから2-3日室温に放置しておくと、皮が薄くなって中身がトロトロになるのでスプーンですくって食べるのだ。

      

    小生にはこの市場の価格の変遷がとても不思議だ。東京の人は熟した柿が嫌いなのだろうか? 過熟した柿は売れないのだろうか?

      

    福島のアンポガキのような「干し柿」は乾燥させるので甘みが濃縮するし、その加工処理の手間が大変だが、保存性が抜群なので、値段が高いのは納得できる。しかし熟し柿は自然の成り行きで極めて糖度が高くなるのだし、トロトロにもなる。そのトロトロのテクスチャー(物理性)は、大の小生の好みだ。もともとなににせよとろみがある料理が大好きだ。だから小生には、おいしくなる柿が値段が下がるという皮肉な現象が、非常にうれしい。

     

    消費者が、買った後の柿の保存期間が短くなるので、熟し柿は買わないのだろうか? 小生のような趣向の御仁も世の中にいて、熟し柿をデイスカウントすると、すぐ飛びついて、店頭から捌けてしまうのだろうか。この点はじっと観察しているわけではないのでよくはわからない。それでも売れなかった過熟の柿は扱いづらくて、店主は捨てるよりほかないのかもしれない。売り手にとって「もうこれ以上は処置なし!」という気分になるのだろうか。

      

    先日、やはり熟した洋ナシのデイスカウント品が2パックあったので買ったら、それを表示して店頭に置いたばかりだった男の店員が、レジで支払いして出ていく小生の顔を見て、「ありがとうございました!」と満面の笑顔で見送ってくれた。
     
     
(森敏)

 


秘密

トラックバックURL
→http://moribin.blog114.fc2.com/tb.php/2202-43eae900