WINEPブログ
以下は我が家(文京区)の通気口フィルターの放射能汚染のオートラジオグラフです。
2011年3月11日以降の数日間にわたる東電福島原発事故以来、そこから飛来した放射能雲(プルーム)は、茨城、東京、横浜を席巻していったのですが、その時我が家も確実にプルームに見舞われていました。そのことは以前にも、窓ガラスの外側が放射能粒子(ホットパーテイクル)で汚染している事で可視化して証明しておきました。以下のブログの放射線像の一つに紹介しています。
http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1825.html
実は2014年に我が家の各部屋の通気口を取り替えるにあたって(図1)、それをオートラジオグラフにとっておいたのが以下の図2です。我々はすでに横浜の民家のサンプルでもでもそういうオートラジオグラフ像を取っています。
このオートラジオグラフからは、リビング(居間)の空気は台所のレンジから吸気しているのでリビングの東側にある通気口から放射能のホットパーテイクルが吸引され。、そのときにこのスポンジ樹脂フィルターにそれらが吸着したことが見て取れます。多くは2011年3月15日の福島第一原発2号機爆発由来の放射能と思われます。
図1.我が家の通気口のフィルター
図2.家の通気口図1のオートラジオグラフ(上)がポジテイブ像、(下)がネガテイブ画像。両者を一枚に作図した。
2011年3月以来ご自宅のフィルターを交換されていない方で、オートラジオグラフにご興味のある方は小生あてにフィルターを送っていただければ、ガイガーカウンターの測定値いかんですが、バックグラウンドの放射能よりも少しでも高いフィルターの場合はオートラジオグラフを撮像するのにやぶさかではありません。
(森敏)
付記: 放射能の絶対値(ベクレル:Bq)は測っておりません。東側通気口はガイガーカウンターで50cpmレベルです。