WINEPブログ内で「 土壌 」を含む記事

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2018-06-17 07:25 | カテゴリ:未分類


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西郷(せご)どん の像 上野公園にて。 正面からの顔は白い鳩の糞だらけなので、斜めから、西日のあたる像を撮影した。出来上がったこの胴像をみて西郷の妻は「夫はこんなんじゃない」といったとか。

      
  NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」を鑑賞した。上野の東京芸術大学大学美術館で「西郷どん」展に、のこのことでかけた。国立大学の催しものだから、無料だと思ったらなんと1500円も取られた。シニア割引もなかった。午後3時半に入館して5時に追い出されたので、十分な鑑賞は出来なかったが、初めて見るものばかりで来てよかったと思った。284個もの展示物があったが詳しくは見きれなかった。

  

NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」は、非常に興味深いので、初回から欠かさずに見ている。小生は「街道を行く」以外の司馬遼太郎の作品群はほとんど読了している。明治維新の大立役者であるゆえに西郷のことはいろいろの作品の各所に出てくるが、月照との心中事件や、奄美大島や、沖永良部島への島流しに関しては、詳しく述べられていなかったと記憶するので、NHKの創作ドラマや、今回の展示は非常に参考になっている。

 

しかし、生前の西郷が何故万人に愛される「人たらし」になりえたのか、この展示を見た後でも小生にはいまだによくわからない。

 

今回の展示物のなかで、小生が一番ひかれたのは、99番目の展示物で、西郷が沖永良部島に2度目の「島流し」になっていた時に、西郷よりも先に「島ながし」になっていた、藩の漢学者川口雪蓬が畳一畳ばかりの大きさに書いている「春夜洛城聞笛」春夜洛城に笛を聞く)の書体である。小生は普段は日展などでも「書」はよくわからなくて、パスする方だが、今回は違った。文字を目でなぞっていると、なんと自然に小生の体が書の筆跡に従って躍動し始めたのである! 非常に気持ちがよいのだ!わが生涯でこんな経験は初めてだ。帰って調べると、これは李白の詩で、詩吟では有名なんだそうだ。この書を、島流しで心がすさんだ西郷に、川口雪蓬が贈ったのだとか。

 

  • 春夜笛を聞く 
  •         <李白>
  • 誰が家の玉笛か 暗に声を飛ばす
  • 散じて春風に入りて 洛城に満つ
  • 此の夜曲中 折柳を聞く
  • 何人か起こさざらん 故園の情を
  •  

::::::川口雪蓬は「あなたもここに いる以上は島の人ともっと仲良くしなさい。それには島の人の生活をつぶさに見ることです」と言い、「ものすごく大事な本だけど貸してあげるよ」と、一冊の本を西郷に貸してくれたのが『嚶鳴館遺草』でした。そこで初めて、西郷は細井平洲という人の名を知り、遺草に書いてあった「護民官は民の父母でなければいけな い」ということに、目覚めたのです。::::::
とのことである。

http://www.city.tokai.aichi.jp/4582.htm

      

(森敏)

付記1:いまから45年前に日本土壌肥料学会の九州一円をまわる1週間にもわたるエキスカーションのあと、さらに足を延ばして鹿児島港から多分今はない「照国丸」に乗って、種子島や、沖永良部島や与論島に観光で立ち寄ったことがある。沖縄が復帰前だったので、沖縄には上陸できなかった。沖永良部島では素晴らしい白砂の浜にでて、あまりにも太陽が強いので半そでシャツを着て泳いだのだが、それでも一時間も海に平泳ぎで浮かんでいると両肩が日焼けで炎症をおこして、シャツが皮膚とくっついてしまって、はがすときに猛烈に痛かったやけどの記憶がある。
      
残念ながら、「西郷どん」がここに島流しになったことがあるのだという観光案内は全くなかった様に思う。奄美にとって島津は征服者だから、西郷の記念碑なんか建てたくなかったのかもしれない。
 
テレビの「西郷どん」では、西郷が一回目に奄美大島に島流しされていた時に、第二番目の妻とした島の娘である「愛加那(あいかな)」に、離島した後日に簪(かんざし)を贈ったという、簪が映像で紹介されていた。いかにも貧弱な遺産というか西郷の記念品ですね。  
     
付記2:以下は小生の「独断と偏見」です。
    
西郷は強制的な「島流し」という過酷な仕打ちの中で、浮世の雑音を排して読書や自然に接しているうちに、何ゆえに自分がこの世に生を得て今後の人生をどう過ごすべきかを深く「沈思黙考」する時間に浸ることになっただろう。きっとこの「こころの沈殿期間」が西郷の次の明治維新への飛躍を熟成したのだろう。まさにピンチをチャンスに転換させたのだろう、と勝手に解釈した。人間は大きく挫折しないと決して飛躍しないのだ。
    
これを現代に置き換えれば、大病を負って長期病院生活を余儀なくされたり、汚職やスキャンダルなどで投獄されて獄中で冷や飯を食ってきた、経済人や政治家やスポーツ選手がその後の成長を期待できる候補生だろう。むろん逆は必ずしも真ならずだが。
 
付記3:上記展示会は5月26日から7月16日まで開催されている。
      
追記1:本日(6月17日)には、「西郷どん」の放映がある。沖永良部への島流しの場面がどのように展開されるかすこし楽しみだ。
 
追記2:残念ながら6月17日の放映では、西郷どんはまだ沖永良部への島流しにはなっていなかった。6月24日に放映されるのだろう。
  

2018-06-05 05:21 | カテゴリ:未分類
  昨年秋 双葉町の空間線量が毎時9.5マイクロシーベルトの民家の庭に群生していた可憐な花を採取してきた。専門家に鑑定してもらったらカントウヨメナという野草だということである(図1)。
           
  全身が内部被ばくである(図2、図3)。しかも放射性セシウム含量がいまだに非常に高い。普段は一年生植物は花器の放射能が一番高いのだが、この植物は生殖器である青色の花の部分よりも葉の放射能がべらぼうに高い(表1)。好セシウム性植物かもしれない。
           
  この家は家の内部までイノシシやおそらくハクビシンなどの侵入により荒れ果てており、住民は全く帰還した様子がない。
         
  少しでも庭の土壌の放射能を除染した形跡がない。
         
  であるからこの一年生雑草は原発事故7年後でもいまだに土壌に固定され切っていない、植物が吸収可能なセシウムを吸っては枯れ、次世代の種子が発芽して、また吸っては枯れ、という循環を繰り返して群生しているのである。
      
  全部刈り取ってきて詳細に観察すれば、形態学的な異常も発見されるのかもしれない。
        
  タンポポの「帯化」奇形調査の場合はタンポポに絞り込んでやっているのだが、そういうことを高放射線量下で他の植物でも徹底的にやる時間的な余裕がないのが残念である。たとえばいつも気になっているのだが、真面目に調べればクローバーなどはかなりの形態的変異があるものと思われる。

         
 
 
 
 
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 図1. カントウヨメナ
     
 
 
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図2. 図1のオートラジオグラフ 
      
 
 
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図3.図2のネガテイブ画像 
      
     
表1. カントウヨメナの放射能
カントウヨメナの放射能jpeg 
    
    
    

 
(森敏)





2018-05-23 14:06 | カテゴリ:未分類

        北朝鮮が豊渓里の核実験施設閉鎖セレモニー取材のための、外国からのマスメデイア視察団に、最初から日本記人記者を締め出したり、直前になって韓国人記者を除いたり、かと思うと本日(523日)は一転して韓国人記者の入国を許可したという、特有のネチネチした嫌がらせをしている。(記事参照 )
     

今回の核実験施設に「放射線線量計を持ち込まないで視察しろ」ということも全く理解できない。放射能漏れはないから機器なんか必要ない、安心しろといったって、科学者ならだれも信じないだろう。「見えないものは見るな」というに等しい。

      

今回現地入りしたメデイアが、核の報道に関して最も必要な「放射線量」という定量的な数値を抜きにして、「地下核実験坑道入り口爆破」の映像のみで定性的な報道することは,核に関してはまさに片手落ちだ。核実験によって現在残存放射線量がどのくらいあるのか、これまでに飛散した放射能で土壌がどれくらい汚染しているのか、などはマスメデイアが伝えなければならない常識だろう。それによって北朝鮮の核開発の過去・現在のいろいろのことが見えてくるはずだからである。

       

北朝鮮はマスメデイアの核に関する素人集団ではなく、最初からIAEA(国際原子力機構)の専門家集団に坑道入り口爆破セレモニーに参加させて、堂々と核査察させればいいのだ。やることが姑息にすぎる。それこそが国際的な信頼を得る絶好の機会だろうに。
                
      ちなみに現在のIAEAの事務局長は日本人の天野之弥氏である。(記事参照)

        
     

 

北朝鮮、韓国記者団取材受け入れ 核実験場廃棄、24日以降か

2018523 1225

 

 【ソウル、北京共同】韓国統一省は23日、北朝鮮が同日、北東部豊渓里の核実験場廃棄を巡り、韓国記者団による取材を認める方針を示したと明らかにした。北朝鮮は気象条件を考慮して23~25日の間に廃棄の式典を行うとしているが、豊渓里までの移動時間なども考慮すると、式典は24日以降になる公算が大きい。

 北朝鮮は当初、米英中ロ4カ国と韓国のメディアに式典を公開するとしていたが、22日まで韓国記者団の名簿受け取りを拒んでいた。態度を一転させた理由は不明。米英中ロの記者らは22日、プレスセンターが設置された東部元山に到着、待機している。

 
        

IAEA 天野事務局長が3選

毎日新聞2017919 0039(最終更新 919 0047)

 【ウィーン三木幸治】国際原子力機関(IAEA)の年次総会が18日、ウィーンで始まり、天野之弥事務局長(70)の3選が承認された。天野氏は日本メディアの取材に応じ、核実験を繰り返す北朝鮮の対応や、イランがウラン濃縮活動の縮小など主要6カ国と結んだ核合意の履行で「具体的な成果を上げたい」と抱負を述べた。任期は4年。

 天野氏は北朝鮮について「(核開発では)『やる』と言ったことを着実に進めており、世界全体にとって重大な脅威」と指摘。8月に北朝鮮の核活動を監視し、将来の査察に備える専門チームを設置したことを明らかにした。衛星などを利用して最新の状況を分析し、職員の訓練や機材の収集、査察計画の更新を実施。政治的な合意があれば「すぐに査察できるように」準備する考えを示した。

 イランの査察を巡っては、各国の思惑に振り回されず、「中立の立場から客観的な報告を行う」と強調。また100カ国以上が原子力の民生利用を検討していることから、原子力安全や核セキュリティーに引き続き力を入れる方針を示した。

 日本への取り組みとしては、東京電力福島第1原発事故や2020年東京五輪における核テロ対策への貢献に意欲をみせた。

  
        


(森敏)
  

追記1:本日(5月25日)トランプ大統領はシンガポールでの米・朝首脳会談の中止をツイッターでなく正式な文書署名で宣言した。
          
追記2:今回のトランプの怒り「米・朝首脳会談中止」は、科学的に公明正大な手法を用いた外交をしないと、すなわち少しでも疑念を持たれる姑息な手法を用いると、せっかくの努力がパーになるという典型である。地下核爆発実験場での坑道入り口の爆破などでは、アメリカはもともと別にメリットがなかった。この爆破でアメリカに向けて2枚目のカードを切ったつもり(1枚目は米兵3名の釈放)、というのは金正恩の誤解で、これで得をしたのは、中国の習近平である。中・朝国境での核実験で放射能が飛んで来なくなり、地震が起きなくなる可能性が高まったからである。最近、金正恩が2度も訪中して命乞いにいったのには習近平は笑いが止まらないだろう。金正恩がかわいくてしかがないだろう。だから国連決議に反した中朝国境からの物資輸送(いつもの中抜け行動)を活発化させたいだろう。それを承知のトランプは、中国への経済制裁を活発化させている(自動車の輸入関税の大幅25%もの大幅なアップは日本を巻き添えにして、日本にとってはいい迷惑だ。“つれしょん”だ)。あくまでトランプの本音はアメリカ本土にとっての脅威である大陸間弾道核ミサイルシステムの廃棄なのだから。

           

追記3:下記の記事にあるように、今回の米・朝首脳会談中止の引き金を引いた(ペンス副大統領を公然と罵倒した)北の金桂寛外務次官は、慌ててトランプに再考するよう媚を打っているが、彼自身の外交の失策ということで金正恩によってどういう形でか予測できないが、彼の「首が飛ぶ」かもしれない。金正恩はそのような自己否定のうえで米朝首脳会談への仕切り直しをするかもしれない。
   
トランプの即断即決のツイッター・デイ―ル外交には北の外交官(ばかりでなく従来の世界のエリート外交官)が従来得意げにふるまってきた「ねちねち外交」の手法が通じないということを強く認識すべきだろう。何しろ彼の積分的ではなく、きわめて微分的な株式取引の発想には世界中が振り回
れているのだから。

    

金正恩にすれば「世界からの経済制裁で、これ以上朝鮮人民の塗炭の苦しみから解放しなければならない」というのが本音だとは思うが、「キム(金)王朝体制の保証」、をどこかで担保してもらいたい。しかしいまだにその保証がトランプから得られていない」ということなのだろう。

    

小生は下記の記事に示すように、2004年に北朝鮮の農業事情を視察した。そこには強烈な監視社会と、食べられる雑草を求めて土手にビニール袋を持ってはいつくばっている女性の姿があったのである。
         

北朝鮮の壮大なる<飢えに耐える>実験

http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-744.html

       

森敏先生が見た北朝鮮の農業・農村:月刊 現代農業:2005年04月号    
              

北朝鮮外務次官「予想外で非常に遺憾」米国に再考促す

ソウル=武田肇 2018525 0842分 朝日新聞

 北朝鮮金桂寛(キムゲグァン)・第1外務次官は25日、トランプ米大統領が6月12日の米朝首脳会談中止を明らかにしたことについて、「予想外であり、非常に遺憾だ」とする談話を発表した。「我々はいつでもどんな方法でも向き合って問題を解決する用意がある」と強調し、事実上、再考を促している。朝鮮中央通信が伝えた。

 トランプ氏が会談中止を明らかにして以降、北朝鮮の初の公式反応。

 金次官は談話で「我々はトランプ大統領が過去のどの大統領もできなかった英断を下し、首脳の出会いを作るために努力したことを内心、高く評価してきた」と言及。「我々の国務委員長(金正恩〈キムジョンウン〉朝鮮労働党委員長)も準備に向けてあらゆる努力を傾けてきた」と強調した。

 金次官は16日、米国側が求めた非核化の方式に不満を示し「一方的に核放棄だけを強要しようとすれば、来たる朝米首脳会談に応じるか再考するほかない」との談話を発表し、トランプ氏が会談に後ろ向きになる転機となった。(ソウル=武田肇
     
                      
追記4: トランプのデイ―ル外交:大暴落株の翌日の小反発とそっくり 
                  

トランプ大統領「6月12日開催ありうる」
       

アメリカのトランプ大統領は先ほど、中止を表明した米朝首脳会談について「6月12日の開催もありうる」と語った。

また、「北朝鮮がやりたがっている。われわれもやりたい。どうなるか様子を見よう。北朝鮮側と今、話している」と述べた。

金桂官第1外務次官が談話を発表し、「トランプ大統領のこれまでの努力を内心ずっと高く評価してきた」「いつでもどのような方法でも向かい合う」などと表明したことを評価しているものとみられる。(5月26日CNNニュース)
    
    

追記5:昨日(5月26日)、38度線上の板門店での北朝鮮側での迎賓館で、予告なしの突然の2度目の南北首脳会談が持たれた。トランプは一昨日文在寅大統領にも予告せずに6月12日予定の米・朝首脳会談を突然中止にした。つい先日のワシントンでの米・韓首脳会談では文在寅の調整能力を彼本人の面前でこれ以上ないぐらい褒め殺ししていたにもかかわらずだ(トランプは基本的にアジア人を蔑視していると思う)。米朝首脳会談に向けての仲介努力を全く無視された文在寅大統領は、全く形無しの立場に追い込まれた。そこで、急遽金正恩に働きかけて、南北首脳会談を、今度は電撃的に板門店の北側迎賓館で開催して、起死回生の巻き返し(突然中止した米中首脳会談の再開)にかかっているわけである。なかなかの策士ですね(韓国側は金が文に急いで南北会談を働きかけたと言っているが)。トランプも米・朝首脳会談に関しては再考し始めているようで。ここらへんは現在進行形の政治のダイナミズムを感じますね。小生は2004年に板門店を北朝鮮側から訪問したことがあるので、事態の進行をずっと注視しています。

2018-05-17 04:23 | カテゴリ:未分類


  浪江町の避難困難区域にはバスが通っていないので、バスの屋根付きの停留所には外壁や地面にツタが生えたりしている。それを手繰って2メートルばかり採取してきた(図1)。

  さすがにあちこちの汚染土壌の上をこのつたは這いずり回って成長してきたためか、葉の部分は多分土埃による外部放射能汚染がひどかった(図2、図3)。
 
  対称形に葉が生えている節位は時折何かにつかまるための小さなツルが生えているのだが、そこの節位が一番内部被ばくが高いようだ(特に図3、表1)。いつも言うように植物の節位は導管と師管が複雑に入り組んでいるから放射能が滞留しているようにオートラジオグラフでも濃く撮像されるのである。
   
    こういう濃厚汚染した「つる」なども、汚染を知らない鳥や小動物の格好の丈夫な「巣材」に使われているのではないだろうか? そこで幼い嬰児が被曝しながら育てられているのかもしれない。
      
    
 
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図1 オオカモメヅル

 
 
 
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 図2 上記の植物のオートラジオグラフ

 

 
 
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 図3.図2のネガテイブ画像
  
 

 
 表1 オオカモメヅルの放射能
スライド1 
 

2018-03-19 17:22 | カテゴリ:未分類

東京で靖国神社の桜の開花宣言が出された(317日)。
 
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 図1 開花した言問い通り沿いの西洋タンポポ
 
 
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 図2.開花した東大農学部のシロバナタンポポ
 
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 図3 右の部分に帯化タンポポが湾曲して見える。極端に倭化した西洋タンポポである。
 
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図4.図3の拡大図
 
 
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図3.帯化タンポポを根元からむしり取った。まだ完全に開花していない。
   
    
   

  文京区では東大農学部の南面石垣下の言問い通り側の道路沿いに、311日にタンポポの開花が認められた。この場所は、南に面していて石垣で温められるためか、いつも西洋タンポポの開花が早い。今年は例年になく開花が早かった(図1

       

  この日は詳細に観察すると農学部構内でもシロバナタンポポが開花し始めていた。(図2)

     

  そこで、318日に、さっそく6時に起きて某所にタンポポの観察に出かけた。早朝にはあまり咲いていなかったのだが昼頃になると次々と咲き始めたので少し慌てた。

            

  そして早くも今年の第一号の帯化タンポポを見つけた。(図3、図4、図5)。

         

WINEPの読者には毎年呼び掛けておりますが、身近に帯化タンポポを見つけたら、

        

winep@bird.ocn.ne.jp

           

あてに、発見場所、発見日、帯化タンポポや付近の写真を添付でお送りいただければ幸いです。心からお待ちしております。
      
  タンポポといえども汲みつくせないものがあります。たかがタンポポ、されどタンポポ。
      
(森敏)
追記:タンポポの帯化(たいか)奇形については、もちろん放射線の影響かどうかを考えて、長期の観察を続けているものです。小生たちは、タンポポの帯化がエピジェネテイックな変異で次世代にも遺伝することを確かめて、一昨年の日本土壌肥料学会ですでに報告しております。

タンポポの帯化遺伝子は次世代に遺伝する 
森敏・中西板井玲子・安彦友美・森淳・山川隆・丹羽勝・中西啓仁
土肥要旨集 第62集(2016)p151.
   
過去の以下のWINEPブログの記事をクリックしてご参照ください。

 

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