2016-10-13 20:50 | カテゴリ:未分類

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図1。花を付けたイラクサ

 
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図2。図1のオートラジオグラフ。花が強く内部被爆していることがわかる。

  さきに、2015年秋のイラクサの植物体の「放射線像」を示したが

   2016/01/01 : イラクサ考 (ご参考)

その1ヶ月後にまた浪江町に行くと、今度は道ばたに旺盛に繁茂したイラクサのすべてが花を付けていた(図1)。これを採取して持ち帰ってガイガーカウンターでサーベイすると、意外にもふつうの草花よりも葉に比べて花の部分に高い放射能が検出された。これはイラクサの特徴だと思われた。そこで、まずオートラジオグラフを取り、NaIスペクトロメーターで放射能を測定したところ、放射線像(図2)で定性的に検出されたように、「花」の部分に最も高く非常に高い放射能が検出された(表1)。イラクサは一年生だと思われるので、イラクサは根から吸収した放射性セシウムを秋になって葉から生殖器官に積極的に転流していると考えられる。この転流現象は先日WINEPブログで述べたように、穀物の場合の転流現象と同じと思われる。

 2016/10/09 : 「オートファジー」は穀物生産に必須の機能である (ご参考)
    
   

                表1

Bq/kg

  Cs-134  Cs-137 合計

イラクサ花

2063

10952

13034

イラクサ葉

821

4365

5182

イラクサ茎

1479

7864

9345

 
  
 
(森敏)
 

秘密

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