2016-07-11 06:00 | カテゴリ:未分類

   20年以上前のことだが、知人の弟さんが「結婚式の前に背中のホクロを取る手術をしたら、かえって癌化を促進してしまって、結婚式の前に亡くなってしまった」という話は、未だに頭に染みついている。それ以来「メラノーマ(悪性黒色腫)は全身転移が早い」と信じて日頃から警戒している。最近はメラノーマに特化した効果的な抗ガン剤もあると聞いているが。

 

半年前に、ひだり手の親指と人差し指の根元に赤い5ミリ大の皮下のシミを発見して仰天した。だんだん大きくなるような気がして、打ち傷の記憶もないので、「すわ、メラノーマか?」と近くの皮膚科の医院に飛び込んだ。医者は手をチラリと診て、「打ち傷の内出血ですね、そのうちなくなりますよ」とにやりと笑った。こちらは胸のつかえが取れて、つい「やったー!」と拳(こぶし)をあげてしまった。

 

最近一週間前から、右内股に小さなホクロが出現しているのに気が付いていた。気になって本読みに集中できなくなったので、さきほど、思い立って、件の皮膚科に駆け込んだ。今回も老練柔和な医者はチラリと患部を見て「年齢による加齢斑ですね、これも、これも、これも。。。」とその付近の薄い色のホクロを指摘した。「私にもありますよ」とご自分の手を見せてくれた。「今後もご心配の時はいつでもお越しください」と実に丁寧であった。この間の診療時間は5分もしなくて、診療費はわずかに280円であった。

 

それで、すっと気が晴れて、昼食を抜いていたのに気が付いて、急に腹が減ってきた。近くの「赤色ローソン」でハムサンドとホットのモカ・オーレを注文して店内の窓際の机(イートインというらしい)で食べることにした。気を付けていたつもりだったが、このカフェオーレをストローで吸おうとしたら、舌に熱くて、思わず手元が痙攣して、カップごと手前に倒してしまった。テーブルと小生自身のジーパンと床がたちまちコーヒー色に染まってしまった。

 

異変を感じたのか店員が飛んできて、その惨状を見て、いそいでテイッシュペーパーの束を持ってきてくれて、カフェオーレの「お代わり」を作ってくれた。客が込んでいてレジ打ちに忙しいのに、さすが赤色ローソンだと、そのサービス精神に痛く感謝した。テイッシュペーパーでテーブルと床はきれいに拭き取ったが、ジーパンからは水分と茶色は脱ぐいきれなかった。ちょうど内股の加齢斑にふれるところがぐっしょりにぬれてしまった。がに股で歩いて帰宅した。小生の体のこの部位は鬼門なのかもしれない、まだ安心はできない、と妙に気がかりなままである。

(森敏)
付記:今朝の参議院選挙速報:
1)一人区で接戦の末とはいえ、特に東北で4野党協力が成功している。
2)低投票率では組織票が強いということは、公明、共産の伸びで今回も明確に証明されている。
追記:実は小生が異常に両手の皮膚ガンを気にかけている理由は、若いときにRI実験室にこもってP-32, K-42, Fe-59などのベーター線放出核種を、植物の生理学実験でふつうの実験者以上に桁違いの量を使用し両手に被曝したからである。このことは、以前のどこかの「WINEPブログ」で述べたことがある。


  
追記:その後、エピジェネテイックスの解説書を読んでいたら、ガンのところでまたまた不安になってきて、10日後にまた同じ病院を訪れた。医者は怪訝な顔をしていた。「これが心配でまた来ました」と股のほくろを見せて、「もしこれがメラノーマだったら何ヶ月後に転移してーーーー」と話しかけようとすると。「メラノーマじゃありませんって!!」と強く言葉を遮られた。語気に気をされてさすがの小生もすごすごと引き下がった。これからは自分の股ぐらはみないことにしよう。

      

(森敏)

秘密

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