2016-04-05 12:10 | カテゴリ:未分類

   昨年4月に京都の平安神宮前の岡崎公園はなにかの工事が始まっていた。その結果なのか、今年は公園が様変わりしていた。タンポポなんぞは全く生えていない、埋め立てた裸の土や芝生の広場である。大音響のスピーカーからダンス音楽があちこちで流れて、そのリズムにのって若者がカラフルな着物で入り乱れて踊り狂っていた。開催の趣旨がよくわからなかったのだが、ここ岡崎公園は「よさこい踊り大会」か? と思われた。
 
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図1.ダイナミックで実にメリハリの利いた「よさこい節」の踊り   
   
  
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  図2.同上。 

        

  とにかく会場は若者の熱気にあふれており、スピーカーの大音量には辟易したが、こんなにもいまどきの若者は着物を着ると喜んでおどり狂えるのかと、多少ジェラシーを覚えた。

       

一か所、仮設舞台の上では次々と10分間ぐらいの踊りの競演がおこなわれており、圧倒的に印象的だったのは、大漁旗を振り回しながら青い振袖、赤い帯、赤の斜め縞模様の腰巻、白足袋での女性が中心に実にダイナミックに整然と踊り狂った15人ばかりの男女の集団であった。素人目にも相当の訓練を積んで来たものと思われた(図1、図2)。

       

曇天であったので、この明るい彩色の着物を着た集団が踊りを散開しても、ぱらぱらと公園のあちこちでうろついている姿は目に染みた (図3)。
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図3.外国人観光客と立ち話する踊り子たち
    
      公園にはいろいろなカラーの着物姿の踊りの集団がいたのだが、明暗の色調が「暗」に傾いたきものはくすんでみえて、いずれの集団も男女は実に元気一杯に踊るのだが、その割には今一つ印象が映えなかったように思われた。そんな集団でもおそらく天気が晴れ渡っていれば、冴えた印象を与えただろうにと思った。野外公演はこんなにも天気に印象が左右されるんだということがあらためて実感された (図4、図5)。
        
 
    
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 図4.曇天下でのいろんな参加団体メンバーが飛び入りの乱舞。せっかくの着物が少し映えない。
     

 
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図5.残念ながら曇天ではちょっと映えない草色の着物。


          

 (森敏)
付記:平安神宮周辺や近くの琵琶湖疎水周辺の街路にはタンポポが少しずつ開花し始めていたが、まったく帯化の奇形株は見つからなかった。京都では昨年は調べた限りでは帯化変異株は皆無だったので、おそらく今年もタンポポの帯化変異株は期待できない気がしてきた。
    

秘密

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