2016-03-10 14:42 | カテゴリ:未分類
  小生らは2013年から関東一円、京都、奈良など、所要の先々で、奇形タンポポの有無の調査をおこなってきました。でもとても人手が足りません。

  これまでの観察結果では、茎が連結して太くなった帯化タンポポは、2-3年目の栄養がたっぷりの土壌から、初期に立ち上がる花茎としてズキューンと気味悪いぐらいの姿で立ち上がってきます。下図は昨年東京で観察された一例ですが、綿毛をつけるまで成長したものです。

 jpeg.jpg
            双頭の奇形

土肥学会奇形タンポポ講演要旨ppt20140909 (3)   
茎がいくつもくっついた典型的な帯化の奇形   
         

  今年もたんぽぽの開花が現在進行形で関東を北上しています。3月6日、文京区の言問通り南面の暖かい石垣の下に栄養不良ですが早くも小さな小さなタンポポの花が1輪咲いていました。
   
  実は東電福島第一原発の放射能の影響でいろいろな植物の奇形が発生しているはずです(チェリノブイリ原発事故ではさまざまな植物の奇形が報告されています)が、それを見る目(観察眼)がないので、一見我々は環境のなかでも植物の異変に対しては、無意識になっていると思います。しかしタンポポの帯化奇形は少し慣れれば、あれば群落の中でも誰でも観察検知できます。

 これまでのタンポポの奇形に関しては以下に示すようにWINEPブログでも開示し、日本土壌肥料学会でも口頭発表しています。そこでこのブログの読者にお願いですが、昨年同様、このタンポポの奇形に御興味がございましたら、ご自宅周辺の空地などを観察していただき、
 

1.奇形発生株数/観察株数

2.奇形の写真

3.観察場所名(GPS表示でも結構です)

等を

winep@bird.ocn.ne.jp
 

あてにご報告いただけないでしょうか? 観察場所の土壌の除染の有無、土壌表面の線量などもお分かりでしたら、付随情報としてご報告いただければありがたいです。
 

  1昨年は6名の方から、報告をいただきました。 XXX株数えたが奇形タンポポは観察されなかった、という情報も貴重です。

どうかよろしくお願いします。

   
 

·         2014/09/20 : 巨大イチゴと巨大タンポポは同じ機作の変異であると思われる

·         2014/06/10 : 読者による奇形タンポポ調査

·         2014/05/27 : 奇形タンポポの異常に高い発生率

·         2014/05/01 : 奇形タンポポ調査への協力のおねがい

·         2014/04/17 : 今年も東京でみられはじめた奇形タンポポ

·         2013/07/27 : ”ひまわる”と奇形タンポポの類似性

·         2013/06/17 : タンポポの不思議 

·         2013/06/02 : (続報)東京の異常タンポポから福島の多様な奇形タンポポ発生の機序を考察する

·         2013/05/26 : タンポポの多様な奇形花房発見!! :植物に対する放射線の影響(II)


 


(森敏)

 

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