2015-11-24 09:35 | カテゴリ:未分類

        11月21日に近所の書店で立ち読みしていたら、村上春樹の「ラオスにいったいなにがあるというんですか?」という本が山積されていた。あれれ?こんな本が新聞で宣伝されていたっけ?と思って手に取って奥付を見ると 「2015年11月25日 第1刷発行」とある。発行前に書店に並んであるのだ。これは出版界では常識なんだろうか? ぱらぱらめくると、どこかで読んだ気もする随筆が載っていたのだが、買って読むことにした。出版不況だというので作家には冊子体で買ってやらないと。

     

というわけで本日11月25日に各新聞には大々的に広告が載っていた。

    

      村上春樹は写真を撮影されるのが苦手ということ(だったと思うのだが)であまり本人の写真を見ないのだが、この本では9枚の本人の写真が載っている。最近は露出を気にしなくなった心境の変化があるのかもしれない。

      

文中

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それらの風景が具体的に何かの役に立つことになるのか、ならないのか、それはまだわからない。結局のところ大した役には立たないまま、ただの思い出として終わってしまうのかもしれない。しかしそもそも、それが旅というものではないか。それが人生というものではないか。 (p173)

    

という文言がある。本来「研究」もこの「旅」のようにありたいものだ。
    

(森敏)

付記:過去のWINEPブログのどこかでも述べたのですが、村上春樹は芦屋市の精道中学校の後輩ということなので、一応目が離せません。
 
追記:     軽妙なタッチの文章にはいつも感心する。毎日寝る前に2章ずつ読んだが、この5日間は寝付きが良かったと思う。(2015.11月26日)

秘密

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