2008-07-27 19:15 | カテゴリ:未分類

ike1.jpg

    木陰で水面を観察する人物

 

ucyuumedaka2.jpg 

東京由来の緋メダカ(赤)とふつうのメダカが観察された。

いずれも宇宙メダカの子孫

tonnbo3.jpg 

赤いトンボと青いトンボが棲息している

setsumeibunn4.jpg 

        宇宙メダカの由来 

宇宙メダカ

 

  東京の高層ビルである六本木ヒルズの前庭の旧毛利邸の池には「宇宙メダカ」が生息していることを、お恥ずかしいことに、小生は最近初めて知った。

 

  小生が訪れたときには、この池の日陰に立って、池の水面をじっと見ながら、観察しているような人物がいた。宇宙メダカの関係者なのだろうか。(写真に小さく写っている)

  

  小生もじっと池の中を観察してメダカの写真を撮った。確かに緋メダカも普通のメダカも確認された(写真)。

 

  メダカを観察しながら、1994年に東大のアイソトープセンターの玄関から、宇宙に打ち上げられる予定のメダカを、これを飼育してきた井尻憲一さん(現教授)が祈るように見送っていた光景が目に浮かんだ。小生は当時そのアイソトープセンターで実験をしていたので、偶然その玄関での別れの場に遭遇したのであった。

 

  さて、宇宙メダカが絶えないように、この狭隘な旧毛利邸池を良好な環境に維持するのは、結構大変なことではないかと思われる。メダカは非常に環境変化に弱いというではないか。池の水質や、周辺の草木の変化や、天敵の襲来によって、油断をするとこの小さな閉鎖空間ではあっという間に宇宙メダカは消滅するだろう。先日、東京の自然の河川や田圃の流域のメダカは消滅したというニュースも流れていたことだし。

 

    宇宙メダカの由来の説明の標識(写真)に書かれているように、<高層ビル>と、<旧い江戸時代の毛利邸の池>と、<宇宙を経験したメダカの子孫> の3者が“共存”している様は、確かに近代文明の今後の行方に対して我々の想像力を強く喚起するものがある。

 

  ついでに付け加えるならば、この旧毛利邸には美しい蓮(ハス)が浮かんでいたが、これが「大賀ハス」だとなお良いだろう。大賀ハスは東大の旧検見川農場から大賀博士によって見いだされた古代ハスであるから、それを見ると、更に古代にまでロマンが膨らむであろうから。思いは古代・現代・未来へと。

 

   気になるのでこれからも折に触れて観察に来よう。

 

 

(森敏)

 

 

秘密

トラックバックURL
→http://moribin.blog114.fc2.com/tb.php/198-0bf39b7d