2015-01-07 13:22 | カテゴリ:未分類

以下は某氏からの年賀状の一部です。卓見ですのでご本人に無断で紹介します。念のため現在の日本の発行国債は1000兆円です。
  

  

「日本人が近親感を持っている国にドイツがあります。このドイツ、2015年から発行国債がゼロになります。税収だけで予算を組みます。ドイツの消費税は2種類あり、基本食料品などは7%、それ以外は19%です。日本人のトラウマは原子力ですが、ドイツ人のトラウマは第一次大戦後に経験したハイパーインフレです。彼らはとにかくインフレが怖い。インフレを回避するために19%の税率を容認しています。私はこのままで推移すると、日本のハイパーインフレは不可避と思っています。願わくば、ゆっくりインフレが進行して「これじゃいかん」と多数の日本人が実感して、急遽増税などの対策が打てることです。:::」
 

  

ドイツの堅実な予算の枠組みをこれまでどのマスコミも知らせてくれなかったので、これは小生にとっては実に新鮮な情報でした。一方ではドイツではチェリノブイリや福島での原発事故を契機にして「安全なエネルギー供給」に関する倫理委員会が10年以内に原子力エネルギーを廃止することができると確信していると公表した。経済格差の拡大など諸説いろいろの問題があるが、やることがわかりやすくて合理的だと思う。

 

(森敏)


(追記) なんと驚いたことに、この記事を書いたのが本日1月7日の午前中だが、本日午後9時からのNHKの「ニュースウオッチ9」で、ベルリンからの中継で、大越キャスターが「盟主ドイツの孤独」というテーマで <借金ゼロのドイツ> のEUでの「求められる指導的役割」について論じていた。そこではドイツが借金ゼロを目指す理由として、「ドイツ国民の過去のハイパーインフレの恐怖である」ことは、第2番目の条件でとしか論じられていなかった。現地特派員が述べた1番目の理由が何だったのか忘れたが(あまり迫力がなかったので記憶にない)、ハイパーインフレに関しては、大越キャスターがわざわざ促して、現地特派員が第2の理由として述べるという構図であったのが実に不自然に感じられた。勘ぐれば、NHK番組編集の上層部の意見が反映したのではないか。国の借金の問題に言及すると、顧みて、安倍政権の意向で日銀が刷りまくる日本の「1000兆円国債の借金はどういうことになるのだ」という議論に言及しなければならなくなるからである。番組全体では、ドイツが借金ゼロで繁栄を謳歌しているが、ほかのEU諸国は国家破たんに追い込まれているところまであるので、ドイツは一人勝ちの責任を負うべきだ、という論調であった。あたかも国の借金ゼロが悪いことのような。




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