2014-04-10 11:21 | カテゴリ:未分類


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多分まともな毛並みのシカ

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多分栄養欠乏のシカ


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多分栄養欠とふつうの毛並みのシカ  

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多分栄養欠乏のシカ

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多分激しい栄養欠乏のシカ



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かなりまともな毛並みのシカ
 

近鉄奈良駅から東大寺への参道を歩いていると、たくさんのシカがいるのだが、そこに居るシカのその毛並みが尋常でないように見えた。冬場の草が十分に生えていない時期を過ごしてきたためか、ある種の栄養欠乏で毛が白化して、はげ落ちて、皮膚が露出しているのではないかと思われるシカがかなり見られた。(上の写真)

 

この症状は、先日のブログで紹介した福島の吉沢牧場の「牛の毛の白化現象は銅欠乏によるメラニン合成酵素活性の低下のゆえである」という、農水省の診断に酷似しているように思われた。

 

石畳の参道周辺の土壌にはほとんど草が生えていないので、このシカたちの主要なえさの供給源は観光客からの「シカせんべい」なのかもしれない。掃除のおばさんに聞いたら「誰かがとくべつに定時のえさをシカにあげているとは思えない」とのことであった。

 

この異常な皮膚症状の早期回復にはシカせんべいにわずかに硫酸銅を添加する手が有効であるのかもしれない。

 

それとも草が十分に生えてくれば自然にこの皮膚症状は治るのかもしれない。東大寺の土壌はもしかしたら銅欠乏で年中こういう症状がシカには出ているのかもしれない。いわばシカの風土病か?

 

シカを管理している公園課の人たちにとっては年中行事のあたりまえのシカの生理現象なのかもしれないのだが、気になったのでここに記しておいた。







 
(森敏)

秘密

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