2014-03-21 21:28 | カテゴリ:未分類

野生動物でイノシシとニホンザルは、自然環境下で生活しているので、放射能汚染土壌からの生産物しか食べていない。だから以下の記事にあるように、これから野生イノシシを駆除する場合は、すべての捕獲イノシシは、どのみち現状では規制値水準(100Bq/kg)以上の放射能を含有しているだろうから、食に供しえないだろう。然し、だからと言って、それらを即、そのまま土中へ埋蔵したり、焼却をするのではなく、ぜひ大腿筋などをえぐり取って捕獲した全頭数について放射能検査をして記録として残すべきである。福島の生態系の中で空間線量や土壌中の放射能が減衰する過程で、大型の野生動物の放射能内部被爆が、どういう過程をたどって減衰していくのかは、チェリノブイリでも経年的なデータが得られていないので非常に貴重である。環境庁の研究資金で宇都宮大学などがやっていると思われるが、気になったので記した。(同様の趣旨を以前にもこのブログで提案したことがある)

  衆知のように、このブログでも過去に何度も紹介したが、放射能汚染放棄水田では、例外なくイノシシが暴れまわって、すでに広域にわてって表土を深くかく乱しているので、表土を多分30センチぐらい掘らないと完全な表土除染が困難になっている。イノシシの駆除は早ければ早いほうが表土剥離除染のコスト増を抑えることができると思われる。

   

  

――――――――――――――――

県、避難区域でイノシシ捕獲へ 帰還後の営農再開向け

 県は新年度、東京電力福島第1原発事故による居住制限、避難指示解除準備の両区域で、有害鳥獣対策で原則として市町村が行う業務とされているイノシシの捕獲に乗り出す。19日の2月定例県議会総括審査会で、佐藤金正議員(自民、伊達市・伊達郡)の質問に畠利行農林水産部長が答えた。
 イノシシによる農作物への被害は県内で相次いでいるが、避難区域では駆除が行われておらず、住民帰還後の営農再開に支障が出るとの懸念がある。県はこうした被害を未然に防ぐ対策として、イノシシの増加を抑制する。捕獲は、野生鳥獣の被害防止で実績のある専門業者に委託する方針で、今後選定を進める。帰還困難区域は、環境省が既に捕獲に着手している。
(2014年3月20日 福島民友ニュース)

――――――――――――――――――

 

(森敏)

 

秘密

トラックバックURL
→http://moribin.blog114.fc2.com/tb.php/1845-76264940