2017-09-19 15:33 | カテゴリ:未分類



東日本大震災 福島第一原発事故 避難解除区域、65歳以上49% 9市町村、震災前の倍
毎日新聞2017年9月9日 東京朝刊

  

避難解除区域の高齢化率

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が今春までに解除された区域で、居住者のうち65歳以上が占める高齢化率は、7~8月現在で50%近くに達していることが福島県内9市町村への取材で分かった。放射線への不安を抱えたり、生活基盤が避難先に根付いたりして若年層の帰還が進まず、高齢化率は事故前の2倍近くになった。人口も1割未満となり、世帯の小規模化も進み、地域社会の長期的な存続が危ぶまれる事態に直面している。 解除区域に帰還、転入するなどした計2970世帯5951人に対し、65歳以上の居住者は2929人で、49・2%を占めた。事故前の2010年の国勢調査では、9市町村全域で27・4%。国立社会保障・人口問題研究所が推計する65年の日本の高齢化率(38・4%)を上回る状況だ。

 最高は川内村の71・3%で、最も低い楢葉町でも37%だった。同村など3町村は、15年の国勢調査で高齢化率が実質的に全国最高だった群馬県南牧村の60・5%を上回った。解除区域の居住者は事故直前の住民登録者数(6万人強)の1割未満となっている。

 世帯の分離も進んでいる。1世帯の平均人数は2人で、都道府県で最も少ない東京都の2・02人(15年国勢調査)並みだ。10年の国勢調査では、9市町村全域で3・04人だった。

 南相馬市の担当者は「単身者の孤独死や老老介護が増える」と懸念。医療・介護施設の再開は一部にとどまっており「働き手がいない」と漏らす。葛尾村は消防団員94人のうち帰還したのは5人前後。村の担当者は「火災で出動が難しくなることもあり得る。若い世代が少なければ組織の維持にも支障をきたす」と話す。

 避難自治体の復興計画策定に携わった立命館大の丹波史紀准教授(社会福祉論)は「原発被災地は少子高齢化が進む将来の日本の姿。介護や防災など自治体内で解決できない課題は、市町村の垣根を越え広域で連携する必要がある」と指摘する。【土江洋範、宮崎稔樹】 
  

          
 来年開校のこども園と小中一貫校PR 保護者への飯舘村教委

飯舘村教委は9日、2018(平成30)年4月に村内で開校する認定こども園と小中一貫校に関する保護者説明会を福島市飯野町の飯舘中仮設校舎で開き、魅力をアピールした。
 10月に行う最終就学意向調査前の最後の説明会で保護者約50人が参加した。村教委職員が教育内容や子育て支援策などを説明した。7月から8月にかけて実施した就学意向調査で「就学する」または「迷っている」と回答した90人の現住地を基にした13ルートのスクールバス運行案を初めて示した。通学方法や少人数での授業に不安を持つ保護者の個別相談にも応じた。
 現在、川俣町に住む20代女性は「子どもの良い点を見つける教育方針に魅力を感じた」と感想を語った。同町に移転している、やまゆり保育所に長女(2つ)、長男(1つ)を預けており、「保育所への信頼もあるので、村内の認定こども園に預けることも考えたい」と話した。
 就学意向調査では回答者408人のうち52人(13%)が「就学する」、38人(9%)が「迷っている」、318人(78%)が「就学しない」と答えた。
 新学校に関する問い合わせは村教委 電話0244(42)1631へ。

2017/09/10 10:57 福島民報

 


2017-08-20 14:43 | カテゴリ:未分類

  2016年の春に、飯舘村飯樋地区の民家の庭に立派なマツがあった。それが花粉を飛ばしている最中であった。そこで指ではたいて100 mgばかり花粉を採取した(表1)。その後何本かの新芽を採取した(図1)。それをオートラジオグラフに撮像した(図4、 図5)。そのあと組織を解体して部位ごとの放射能を測定した(表1)。新芽の先端の生長しつつあるところが予想外に感光し(図4)、花粉を飛ばしていた小さな雄果(図2、図3)もわずかに感光して撮像できた(表1)。採取した花粉は細胞があまりに小さい上に放射能が低すぎて(表1)、撮像できなかった。全体として外部被ばくはほとんど観測されていない(図4)。この新芽の先端の濃縮されたような積極的な内部被ばくは2011年3月福島第一原発爆発初期に流れてきた放射性プルームで濃厚に放射能被爆した樹皮や、その後にそこその樹皮から樹体内組織に移行してどこかに残量している放射性セシウムが転流してきたものか、放射能汚染土壌の可溶性セシウムが根から直接吸収移行してきたもと思われる。住民が住んでいなかったので確かめられなかったのだが、この松のある庭の土壌はすでに除染されていたようにみうけられた。


    
   

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図1.民家のマツの新芽の部分(オートラジオグラフの邪魔になるので基部についていた雌果は除いてある)

 
 

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図2.図1の新芽の拡大図 
 

 
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図3.図1の新芽をふるって落ちてきた雄果 
 
 
 
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図4.図1のオートラジオグラフ。わずかにみられる2つの黒点は外部被ばく。 
 
 

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図5.図2の部位に相当する図4の局部の拡大図.でこぼこしているのが雄果。 
 
  
 
 
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図6.図4のネガテイブ画像
 
 
 
表1.マツの新芽の放射能
    
jぺgsaishinnマツの新芽の放射能  
 


(森敏)
 

 
 
 
 
2017-08-07 07:53 | カテゴリ:未分類
NHKスペシャルの放映予告です


初回放送

総合 2017年8月9日(水)
午後10時00分~10時49分

   

http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170809
   

シリーズ東日本大震災
帰還した町で
~原発事故7年目の闘い~


原発事故により、およそ9万人が避難指示を受けた福島・原発周辺の町。国は除染を進め、段階的に避難指示を解除してきた。そして今春、4町村で一斉に避難指示が解除。帰還困難区域を除く、ほぼすべてで、帰還が可能になった。
帰還対象者が最も多い浪江町。戻った住民たちが直面したのは、町に住みついた野生動物だった。巨大なイノシシが群れを成し、家屋や田畑を荒らしていた。また、屋根裏で繁殖するアライグマは、人間にとって重篤な感染症をもたらす恐れが指摘されている。
さらに、今なお残る放射能汚染への不安。国による除染は屋外に限られ、室内は住民自らの責任に任されている。今回、専門家が調査したところ、室内に放射性物質が入り込んでいる事例が見つかった。大きな健康被害にはならないまでも、「不要な被ばくは避けるべき」と専門家は指摘する。
6月末の時点で、浪江町に帰還した住民は264人。帰還対象者の2%に留まっている。限られた人数に対し、取り戻すべき故郷はあまりに広大だ。苦闘する人々の4か月を追った。
 
  
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ということです。ぜひこの番組を見て、NHK科学文化部に対して鋭いご批判を浴びせてください。
   
森敏


2017-07-23 22:25 | カテゴリ:未分類

  以下は我が家(文京区)の通気口フィルターの放射能汚染のオートラジオグラフです。
          
  2011年3月11日以降の数日間にわたる東電福島原発事故以来、そこから飛来した放射能雲(プルーム)は、茨城、東京、横浜を席巻していったのですが、その時我が家も確実にプルームに見舞われていました。そのことは以前にも、窓ガラスの外側が放射能粒子(ホットパーテイクル)で汚染している事で可視化して証明しておきました。以下のブログの放射線像の一つに紹介しています。
       
  http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1825.html
            
  実は2014年に我が家の各部屋の通気口を取り替えるにあたって(図1)、それをオートラジオグラフにとっておいたのが以下の図2です。我々はすでに横浜の民家のサンプルでもでもそういうオートラジオグラフ像を取っています。
          
  このオートラジオグラフからは、リビング(居間)の空気は台所のレンジから吸気しているのでリビングの東側にある通気口から放射能のホットパーテイクルが吸引され。、そのときにこのスポンジ樹脂フィルターにそれらが吸着したことが見て取れます。多くは2011年3月15日の福島第一原発2号機爆発由来の放射能と思われます。
               
スライド1
図1.我が家の通気口のフィルター

  
  

スライド2

図2.家の通気口図1のオートラジオグラフ(上)がポジテイブ像、(下)がネガテイブ画像。両者を一枚に作図した。
    
  2011年3月以来ご自宅のフィルターを交換されていない方で、オートラジオグラフにご興味のある方は小生あてにフィルターを送っていただければ、ガイガーカウンターの測定値いかんですが、バックグラウンドの放射能よりも少しでも高いフィルターの場合はオートラジオグラフを撮像するのにやぶさかではありません。
    
  
(森敏)
付記: 放射能の絶対値(ベクレル:Bq)は測っておりません。東側通気口はガイガーカウンターで50cpmレベルです。

2017-07-08 11:13 | カテゴリ:未分類
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(以下は転載です)
    

  ドキュメンタリー映画
       

  「福島 生きものの記録」シリーズ 5〜追跡〜 
 

        <上映案内 ご挨拶>

          

  梅雨の季節、みなさまにはご健勝にお過ごしのことと思います。

          

  さて、群像舎製作の<ドキュメンタリー映画『福島 生きものの記録』シリーズでは日頃大変お世話になっております。
      

  この度、節目の5作目<シリーズ5〜追跡〜>の都内での上映日程が決まりましたのでお知らせ致します。

           

  事故発生以来6年が過ぎましたが、未だ事故の収束の見通しは立っていません。その一方で、事故の“風化”が増々進みつつ有ります。
          

  岩崎監督が<シリーズ1>の完成に当たって「見続けるほかに方法がない」と感じたことは、いまや私たちにとっても、いっそう切実な課題になったように思われます。
          

  私たちはみなさまとともに「見続けたい」と考えます。

       

  今回の一般公開は、8月4日(金)、5日(土)、6日(日)の3日間です。
       

  会場は、日比谷図書文化会館。なお、詳しい内容は同封のチラシをご覧下さい。

      

 支援プロジェクト発起人、呼びかけ人、そして製作者の群像舎スタッフはなるべく多くの人にこの映画を観て頂きたいと念じております。

        
   どうぞ友人、知人お誘い合わせの上ご来場くださるようお願い申し上げます。

                   

 ★お問い合わせ(株)群像舎 東京都新宿区矢来町11−8ジェントリー神楽坂601()
         

 TEL 03-3267-3997 FAX 03-3267-3977

    E-mail:gunzosha@gf6.soo-net.ne.jp
             

    2017年7月

               

 ドキュメンタリー映画『福島・生きものの記録』支援プロジェクト

   発起人 中本信義(代表)坂口康 陣内直行 

       菅野均 中山哲 丹野愼一 太田肇

       川村一綱 布施晴朗 茅野臣平、他

  群像舎  岩崎雅典(監督)

 

 


 
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森敏
付記:この映画には小生も若干登場するようです。

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