2013-12-12 13:40 | カテゴリ:未分類
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図1.サワガニ(Geothelphusa dehaani )の放射能汚染図

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図2.図1.の原図。 (光っているのは、BASのIP-プレートを接触汚染させないために使っている薄いサランラップです。)
 


  

  図1は飯舘村比曾地区の溝で今年採取したサワガニ(図2)のオートラジオグラフです。立体的なものを組織を壊さないようにして平板なIP-プレートに密着感光させるのは、なかなか難しいのですが、装置を工夫して感光に挑戦してみました。
 

  図2の左の列のサワガニ3匹は大きいので、昨年からのものと思われます。図1のこのカニ達は甲羅側を感光したものです。図2の右側の列のものは小さいので今年生まれたものでしょう。このカニは袴側を感光したものです(図1)。図1をよく見ますと、左の側のシリーズのほうが強く感光しており、背側の甲羅の内部被ばくが強いと思われます。カニの甲羅に取り込まれたセシウムは蓄積されて排出されないものと思われます。
 
(各種放射能の絶対値は現在測定中ですので、個体当たりの放射能が左のシリーズと右のシリーズとで顕著に異なるかどうかはまだわかりません。)。


(森敏)
付記1:以前の本ブログのサワガニの記事を参照ください。
 
2013/08/03 : サワガニは東電福島第一原発暴発由来のAg-110mも濃縮している
  
付記2:このサワガニは、カメラマン加賀谷雅道氏の採取提供によるものです。
付記3:所々黒い濃い斑点は放射性降下物(フォールアウト)そのものによる外部被曝です。
追記. やっと放射能測定データがでたので以下に記しておきます。この比曽地区のサワガニは以前に、渡利地区で採取したサワガニとくらべて異常に高い値です。赤字で示した放射性銀(Ag-110m)が依然として検出されていることがわかります。

さわがにのGeのデータ-- 

秘密

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