2013-11-10 14:59 | カテゴリ:未分類

「年20ミリシーベルト以下影響なし」提言方針で各首長憤り

 年間の被ばく線量が20ミリシーベルト以下であれば健康に大きな影響はないとする見解を原子力規制委員会が放射線防護対策の提言に盛り込む方針を固めたことを受け、双葉郡8町村長でつくる双葉地方町村会は8日に広野町で開いた会合の席上、事前に説明がないことなどに不快感を示し、各首長がそれぞれ国に対して説明を求めることを確認した。
 同町村会長の山田基星広野町長は「これまで1ミリシーベルトとして除染などを進めてきたのに、住民にどう説明するのか。安全の基準が不透明になってしまうし、除染や支援策などを打ち切りにされれば復興の足かせになる」と憤った。来春に帰還を判断する松本幸英楢葉町長は「一方的なやり方に疑問を抱く。『1ミリシーベルト以下が安全』ということは町民に刻まれている。基準を上げる理由をしっかりと説明してほしい」と語った。
(2013年11月9日 福島民友ニュース)
  

 

  上記の記事にあるように、年間20ミリシーベルトでもよいということは、毎時2.28マイクロシーベルトの空間線量地帯に定住しても良いと言うことである。議論の内容がよくわからないので、どういう医学的根拠か知らないが、永年RIを取り扱ってきた小生には到底理解しがたい高線量だと思う。年間20ミリシーベルトを提示して、住民の抵抗が強すぎると、では年間5ミリシーベルトに減らしましょうか?などという姑息なことを考えているような気がする。原子力規制委員会のメンバーがまず音の鳴る線量計を持ち込んで、この線量地帯に住んでみたらいかがだろうか? 線量計はぴぴぴぴぴぴーと言う連続音のなりっぱなしのはずである。まる一日で54.72マイクロシーベルトも浴びることになる。きっと我慢できなくて半日で飛び出してくるだろう。 あまりにも非常識な提案だ。田中俊一委員長、しっかりしろと言いたい。

  こんなずさんなことが許されれば、いろいろの安全管理規制の非常に厳しい大学の放射性同位元素(RI)施設なんかいらなくなるだろう。
 


(森敏)
  

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