2008-07-08 10:51 | カテゴリ:未分類

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     小説「細雪」の舞台になった芦屋公園の松林

       中央にあるのが地震のモニュメント

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  「倒壊」を象徴する阪神淡路大震災のモニュメント

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    モニュメントの記銘

芦屋公園の松林

 

ここは、谷崎潤一郎の「細雪」(ささめゆき)に出てくる舞台でもある。近くには谷崎潤一郎記念館もある。

 

小生が小学生のころ、ここは芦屋川下流の河口の左岸で、南の堤防のすぐ先は海であったが、現在ははるか500メートル沖合までその時の海岸が埋め立てられてしまっている。この松林の公園では夏の暑い日に、吉原治良画伯(吉原製油の社長であった)らが主催したアンデパンダン展が日本中の若い美術家らを集めて開催されていた。小生は涼みをかねてここに日参して、抽象画や抽象的な野外の斬新な作品群を見てその大胆な発想を大いにおもしろがったものである。

 

六甲山から芦屋川が運んできた花崗岩の砂質の貧栄養土壌条件にも係わらず、ここの松はしっかりと根付いている。多分根に菌根菌や窒素固定菌が寄生しているのだろう。粒子が比較的粗い砂質の、極めて透水性と通気性が良い土壌ためか、あまり根が地上部に浮き出ていない。しかし、残念なことに現在ところどころ病気のためか枝がばっさりと切られて大手術をしている木もある。長く生き続けてほしいと思う。

 

阪神淡路大震災のあとに、ここに写真のような白御影石のモニュメントが建っている。倒壊する家屋を象徴した石像であろう。

 

震災に

耐へし芦屋の

松涼し 

      汀子

 

 

(森敏)

 

 

秘密

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