2013-09-19 11:18 | カテゴリ:未分類

以下転載です。

 


2013
91415日 飯舘村支援活動レポート

嬉しい話と、悲しい話

      2013.09.17 飯舘村・福島再生支援東海ネットワーク 事務局

 

この二日間は、飯舘村へ初めて訪問する3名の方を加えて計6名の参加でした。

1日目は細川牧場と深谷実験農地3カ所のチェックなどを。2日目は飯館村・長泥のSさんとともに許可を得て長泥地区内で家屋汚染除去の可能性を探り、細川牧場の移転候補地にて放射性物質流下防止策を検討しました。また、14日夜には被災地視察中の明治学院大の学生の皆さん、担当教授のTOM GILLさんと、飯坂温泉で交流。八郎さんは村議選で大忙し、お会いすることはできませんでした。

 

嬉しい話は、まず細川牧場のポニー1頭の里親が決まりそうなこと。

ロバのジュリアンにも里親立候補者がおられ、9月末には受付を締め切って、里親の決定をしようと思っています。
 

悲しい話は、とうとうまた1頭(ブルトン)に死んだ16頭と同じ症状が出始めてしまったことです。筋肉の痙攣、歩行異常・困難化。手の打ちようがありません。急いで勇気ある研究者・獣医を見つけ、対策をとらねばなりません。皆さんのご協力と援助をお願いしたいと思います。

下の写真は、里親を待つロバのジュリアンです。

 

じゅりあん---   

 

 

嬉しい話、その二29日に郡山で町内会主催による山田教授の市街地除染公開実験が行われます。郡山は児童通学路などにまだ相当な線量を示すホットスポットがあり、これを吸引除去した後、汚染物を遮蔽容器に入れて安全に一時保管するやり方を山田教授が住民に方々にインストラクションする予定。注目すべきはこれが住民意志によって行われるという点です。公的な「除染」に期待できない状態下、住民が立ち上がって子どもを守ろうとする。このやり方が「郡山モデル」として広く普及することを願っています。山田さんは「たとえ長泥であろうと、必ず除染できる!」と言われる。山裾流下防御法が見いだせれば、これは決して夢ではありません。我々ももう一歩、自信を持って進んでいきましょう。

 

嬉しい話、その三。長泥のSさんや鴫原区長さんの仲立ちのおかげで実現したトム・ギル教授や学生の皆さんとの交流。被災地訪問の感想を涙しながら語る学生の皆さんに、我々も共に落涙。若い世代に3.11をしっかりと伝えることが、新たな希望につながっていくことを実感。また同教授は共同出版で「311は終わっていない」(人文書院刊)という本を出されました。教授は20114月から最も高線量となった長泥へ入られ、粘り強く地元と交流しながらその実態を掌握し、共同体再生への道を誠実に模索されています。少なくとも飯館に関する多くの文章・記事の中で、これ以上のものを私は知りません。ぜひご一読下さい。

 

さて、飯館村では政府の「本格除染」が始まり、2015年に「帰村」という方針が示されています。この裏付けはご存知の「20mSv/yで安全に帰還」というICRPの見解です。

一方で馬の連続死や植物・小生物の異常発生がある中での、この規制値の一挙20倍化。

第一原発での汚染水の大量流出。そして他方、何故かオリンピックの招致成功とリニア新幹線への熱狂。こうした図式をどう受け止めるか。我々ひとり一人の感性と歴史的判断や決断が問われてきています。

 
 

 

  
 
追記:

以下、追伸がきました。

現在症状の出始めている1頭のブルトンですが、

名前は「夕月」、雄、出生は平成22328日。

現症状は、前後脚の筋肉痙攣と歩行異常。

歩行自体はまだできますが、あと少しで歩けなくなるでしょう。

症状の出始めたのは、8月半ば頃とのことです。

 

至急、信頼できる研究者と獣医を手配しなくてはなりません。

ご協力下さい。

 

なお、里親希望は9月末締め切り

有力なお申し出は数件ありますが、引き続きお待ちします。

細川さんルートで7頭が岩手に引き取られるようです。

 

1027日の原発反対趣旨のパレードに馬共々参加なさるとのこと。詳細は不明。

 

追記2:

winepブログでのこの記事の関連記事は以下の通りです。
右のキーワード欄に「細川徳栄」を入れていただければ、検索で出てきます。
是非今年の3月以来の事態の成り行きを、ぜひご参考ください。

秘密

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