2013-07-31 22:28 | カテゴリ:未分類

以下は読者から頼まれたヨーロッパ産の輸入木材「ホワイトウッド焼却灰」を小生が分析した結果に対する読者からの返事です

 

「ホワイトウッド焼却灰のセシウム分析、有難うございました。フィンランドパイン・欧州パイン・ヨーロッパアカマツ等の総称がホワイトウッドです。今回のセシウム137が 1662ベクレル/kg というデーターは、2013年盛岡市役所発表、ヨーロッパ産ペレット焼却灰セシウム562〜1111ベクレル/kg、2012年3月19日秋田県庁発表のヨーロッパ産ペレット焼却灰 1300ベクレル/kg、2012年5月30日岡山県庁発表のヨーロッパ産ペレット焼却灰 2600ベクレル/kg  などと、ほぼ一致します。以上を総合すれば、チェルノブイリ事故で汚染されたヨーロッパ産の木材が日本に輸入されていた事は、間違いない事実なのではないでしょうか

 


(森敏)

追記1:ご本人に確認したところ、ホワイトウッドの角材(心材)5kgを割り箸状に粉砕して燃焼して5gが灰として収されたということです。約1000倍に濃縮されていることになります。

各県が自分の県の建材を調べた理由は、自分たちの県産の材木が、今回の東電福島原発の被ばくで汚染しているかどうかをチェックするために、ホワイトウッドを対照区の材木として調べたところ、ホワイトウッドのほうには以上に紹介した数値で放射能が検出されたが、自分たちの県の材には検出限界以下だった、という内容の記事だそうです。

追記2.この本文の記事には小生の意見が述べられていないので、ここで捕捉しておきます。
チェリノブイリのデータでは、以前にすでにWINEP記事でもグラフで紹介したのですが、年を追って、徐々に心材に放射性セシウムが移行しています。
 

土壌に放射能がある限り、木は放射能を吸収移行し続ける


日本でも今回の東電福島第一原発事故で飛散した放射能により、いろいろな木の樹幹の横断面をオートラジオグラフを取ると、すでに周辺の放射能汚染樹皮から中心方向に放射能が移行しつつあることが、明らかになっています。ですから、日本の福島県や周辺の県の樹木の心材汚染が進まないうちに商品価値のある樹木をいつ切り出して、販売に持っていくべきかは、木材業者の最大関心事なはずです。 すでにどんどん切り出しているところもあるようです。もちろん放射能汚染森林の落葉や枝打ちや間伐材などの除染・燃焼・減容化、濃縮灰の貯蔵をどうするかが、専門家の間で深刻に議論されているはずです。
秘密

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