2013-03-12 06:04 | カテゴリ:未分類

2年前の2011年の今の時間(午前6時ごろ)東電福島原発の1号機がメルトダウンした時間だと推定されている。 

    以下に示すのは、2012年5月に飯舘村の飯樋地区で採取した冬眠から醒めた小さなツチカエルのオートラジオグラフの像である。カエルは立体的なので絶食して上から新聞紙で押しつけて脱水しながら、できるだけ平らにして、乾燥標本を作製して、約1ヶ月ぐらいフジフィルムノIP-プレートに感光してオートラジオグラフを撮った。

 

このオートラジオグラフを解釈するときには、カエルの体の全面がBASのIPプレート面とぴったりと接触しているわけではないから、オートラジオグラフの濃淡が直ちにその組織の放射能の濃淡を表すわけではないことに注意しなければならない。ベータ線のエネルギーが低いのでプレート面から少しでも離れるとプレート面に到達できないベータ線が出てくるからである。

 

そういうこともよく考えて以下の5匹のカエルを一匹ずつよく比較観察すると、両足の大腿筋、両手両足のくるぶし(腱)の部分、縦に走っている背中の筋肉、眼窩の周りの筋肉などに強く放射能が入っていることがわかる。カエルの活動にとって重要な筋肉に積極的に取り込まれているのである。つまり、多分放射性セシウムはカリウムかナトリウムと同様の動きをしていると考えられる。

 

去年の5月頃は水田の跡地にオタマジャクシがうようよいたのだが、それら(カエルの次世代)に、放射能が移行しているかどうかという観点の重要性を当時は抱かなかったので、オタマジャクシを採取するのを忘れた。今年はカエルの卵やオタマジャクシの採取にも挑戦してみるつもりだ。オタマジャクシが見つかればの話だが。。。

以下、5匹のツチガエルをオートラジオグラフにとって、一匹ずつ拡大比較したものです。

 

DSC00456---.jpg
図1. オートラジオグラフをとtったカエルたち。干物にしたところ。



DSC00483--.jpg
 
右上2-- 
図2. 図1の 右上のカエル。
 
DSC00484--.jpg 
  
 左上2-- 
  図3.図1の左上のカエル。
 
DSC00485--.jpg     

左下2-- 
図4. 図1の左下のカエル。
 
DSC00486--.jpg 
 
中央2--
 図5. 図1の 真ん中のカエル。
 

IMG_6509--.jpg 
 
右下2--
 図6. 図1の右下のカエル。

  
 
 
(森敏)

 
付記:鮮明な画像化には、写真家加賀谷雅道氏の協力を得ました。
 

 
追記1: この放射能汚染画像は、レントゲン写真のようなX線による透過の画像ではありません。お間違えの無きよう。骨ではなく、細胞密度の高い筋肉などが放射能に強く汚染しているのです。

追記2:

5匹のカエルの放射能(2012/7/11測定)値が出ました。  

Ag-110m (206 Bq/kg)
Cs-134 (18875 Bq/kg)
Cs-137 (23544 Bq/kg)

です。非常に高い値です。
秘密

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