2013-01-31 09:07 | カテゴリ:未分類

教育費負担一段と重く 大学一人737万円

 

日本政策金融公庫(日本公庫)金沢支店国民生活事業が実施した北陸3県の「教育費負担の実態調査」によると、大学入学から大学卒業までに要する費用は子供一人当たり737万8000円で、4年連続で増加した。世帯年収に占める在学費用の割合は47.3%で、前年調査の39.8%を上回り、教育費負担が一層重くなっている現状が浮かび上がった。

北陸3県の子供一人当たりの入学費用は大学が82.6万円、在学費用は短大で年間175.8万円、大学は163.8万円だった。

私大の1年間の在学費用は177.6万円で、国公立の125.7万円の1.4倍となっている。(2013.1.30.北国新聞)
   
教育にこんなに重い家庭への経済負担を強いている国は、先進国では日本ぐらいだろう。これこそ少子化を加速している大きな理由ではないか。2人も大学に行かせたら一般家庭の経済は破綻してしまう。明治以来の秀でたエリートを遍く社会の全階層から選び出し育てるという大学教育理念が制度的に完全に疲労してしまっているのだ。
  
だからこの国には漢字の読めない財務大臣でも君臨できることになる。現内閣は当面の参議院選挙までの景気対策しか頭にないので、残念ながら、ドイツのように国立大学の大学院の授業料をゼロにしよう、大学生には全員奨学金給付しようなどという、未来に向けたあたりまえの人材養成の重点施策の発想は絶対にしないだろう。どこか「人材養成」と「経済振興(科学技術創造立国)」の歯車がかみ合わないで狂ってしまったまますでに長い時間が経過している。

 

(管窺) 
 

付記:以下をご参照ください。

http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-339.html 

追記:今回の答弁でマスコミに批判がなかったことからすると、麻生太郎財務大臣は昨日の国会答弁で、無事答弁書を読み終えたようだ。漢字にルビを振っていたのに違いない。安倍首相は横で麻生氏が読み間違いしないように冷や冷やしながら見ていた。2013.02.05.記)

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