2013-01-20 03:35 | カテゴリ:未分類

    

どの新聞にも石原環境相の1月17日の原発視察の記事が載っているのだが、具体的な放射線量について言及しているのは、この以下に示す1地元紙(2013/01/18 09:59福島民報)だけである。 
   

石原環境相は、福島第一原発4号機の5階部分まで上がったとのことです。そこで毎時350マイクロシーベルトという、強力な放射線を浴びている。何分間そこに居たのか記事には書かれていないのだが、ここに6分いたとしてもそれだけで35マイクロシーベルトは浴びただろう。その覚悟は、あらかじめ東電関係者から本人に対して伝えられていたのだろうか?少し心配になった。 
       掲載されている写真で見ると石原氏は胸にデジタル線量計をつけていなかったようだが、随行の議員らしき人物はつけていたので、被ばく線量はわかっているはずである。
    

そのあと、放射能汚染各地を1時間は視察して除染地などを激励して回っているので、彼は1月17日の現地視察だけで総量で最低40マイクロシーベルトは浴びただろう。これは小生が現地で慎重にできるだけ被曝しないように車で調査活動するときでの最高値に近い。お役目とはいえ、お疲れ様でした。 

 

しかし石原氏はご自分の行動がどういう放射線被曝環境下で行われているのかをしかと自覚して行動しているのだろうか? 

    

この石原氏に付きまとって取材している地元記者自身も、その日はどれだけ被曝したのかを記してもらいたいものだ。そうでないと新聞の読者には現実にまだまだ継続して、一向に解決していない現地の高濃度放射能汚染環境の実態が読者にちっとも伝わらないのではないか。

 

それともそういう危険な放射線量情報は地元紙ばかりでなく全国紙の編集デスクがカットして載せない方針になってしまったのだろうか。もしそうだとすればマスコミの堕落である。肝心のデータがスポッと抜けている記事は読んでも平板すぎて迫力に欠ける。
 
  石原氏は、細野前環境相と同様、これから何回も御本人が放射線被曝する現地に入ることになるだろうから、健康管理には注意したほうがよい。あえて今回のように高線量被曝するような原子炉建屋に入るようなスタンドプレーはほどほどに。 
 

   

    

廃炉へ政府挙げ対応 石原環境相が第一原発を視察 2013/01/18 09:59福島民報)

 

 石原伸晃環境相は17日、東京電力福島第一原発視察後、「第一原発の収束なくして問題は解決しない。廃炉に向け、作業がこれまで以上に順調に進むよう政府を挙げて対応する」と語った。森林除染にも触れ、「葉が落ちる広葉樹と針葉樹では(除染の)対策が異なる。補正予算で初めて林野庁に調査費がついた。どうすれば効果があるのか考えなければならない」と語った。
 石原氏の第一原発視察は就任後初で、廃炉に向けた作業や11月から燃料の取り出し作業が始まる予定の4号機原子炉建屋などを視察した。全面マスクに防護服姿の石原氏は4号機の5階部分まで仮設エレベーターで上がり、東電の担当者から建屋の耐震性や、使用済み燃料プールに残った1533体の燃料を取り出すため建設中の設備について説明を受けた。
5階の放射線量は毎時350マイクロシーベルトだった。
 津波による敷地内の被災状況や汚染水処理施設も視察。免震重要棟では作業員ら約150人を前に「皆さんの尽力は国民の多くが理解している。長い道のりだが廃炉を目指して政府も協力していきたい」と激励した。
 Jヴィレッジ内の東電福島復興本社も訪れ、石崎芳行副社長(福島復興本社代表)や小森明生常務から作業の現状などを聞いた。
 石原氏は視察に先立ち、楢葉町井出の松館行政区の除染現場や広野町の仮置き場を回った。除染現場では環境省の担当者から、住宅の屋根瓦を市販の紙で拭き取る作業や水田の除染作業についてパネルを示されながら説明を受けた。
 田中和徳、井上信治両環境副大臣、秋野公造環境政務官が同行した。
  

 
(森敏) 


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