WINEPブログ
「飯舘村のカエルの放射能汚染」
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2012-12-26 21:27 |
カテゴリ:未分類
福島の人が住まない強度放射能汚染地域では、時々ミノムシがガードレールにぶら下がっている。これを3コつまんで持ち帰って、放射能を測定してみたら下記のように100万ベクレル/kg以上の超高濃度のセシウム濃度が検出された。明らかに外部被ばくだ。
ミノムシはギンギンに放射能汚染した枯れ葉や小枝を身につけて蓑にしたのだろうが、残念ながら、なかをあけたら皆死んでいた。強度に汚染したガードレールと蓑からの放射能のせいかも知れない。
以前に測定したガードレールのカタツムリも異常に放射能が高かった。
汚染地域は車でしか人が通過しないので車道のガードレールは全く放射能の除染をしていないようだ。車の視界を遮るので場所によってはガードレール下の雑草の刈り取りはしているようなのだが。
表1.長泥地区のガードレールのミノムシの放射能 (Bq/kg) | ||
Cs-134 | Cs-137 | Cs-134 + Cs-137 |
740000 | 828000 | 1568000 |
moribin
> 時折HP、拝読しております。福島がらみでは表の世界に出ないようにしていますが、Cs-134の量がCs-137量に比べて多すぎるのが気になりました。2011年の3月に半減期補正しているのかとも考えましたが、今月の採取日を半減期の補正基準とすると採取地はCs-134/Cs-137比が特異的に高い地域に相当するのかもしれないと思いました。
半減期補正はしておりません。サンプルのさいしゅびはことしの7月19日です(画像の日付けとは異なります)。この測定はゲルマの半導体ではなく、パーキンエルマーのガンマ線スペクトロメーターです。
半減期補正はしておりません。サンプルのさいしゅびはことしの7月19日です(画像の日付けとは異なります)。この測定はゲルマの半導体ではなく、パーキンエルマーのガンマ線スペクトロメーターです。
2012-12-28 15:29 URL [ 編集 ]
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