2012-12-14 22:37 | カテゴリ:未分類

今日は赤穂浪士討ち入りの日だ。

  市川崑監督・高倉健主演の映画「忠臣蔵四十七人の刺客」を見た。1994年の作品だ。

 

  松の大廊下の事件があったその日に、浅野内匠頭は切腹させられ、赤穂藩は召し上げられ、浅野家はお家断絶で御家人はすべて無職となり、平和時に一瞬にして離散の運命になった。

 

「この恨み、晴らさずばおかず!」「吉良を殺す!」

 

という同志を前にした大石内蔵助(高倉健)の宣言が今回は鬼気迫るものがあった。

 

  いつも見ている場面だが、今回は忠臣蔵の四十七士の心が思わず原発被災者の心境と重なった。
   

 

   
(森敏) 

追記: 2012年12月16日に

「原発がもたらす未来。 26年後、今も帰れない故郷」

 

というタイトルのTBSの現地ルポ番組をみた。

 

チェルノブイリ原発から10キロ離れたプリピャチに住んでいたスベトラーナさんは、強制避難させられ、チェルノブイリ原発事故後26年ぶりに、日本の報道陣の案内で、自分のアパートを訪れた。途中の原発から100キロあたりは、いまだに、毎時100マイクロシーベルト以上であることに驚かされる。草莽の中からやっと自分たちのアパートを探り当てて、盗難で荒れ果てた自宅の室内を見て彼女が述べた言葉が、画面で紹介されていた。(彼女の夫は、崩壊原発へのリコプターからの鉛撒布作業で被爆してガンで死亡しているが、その証明がないということで補償金がもらえなかったとのこと)。

 

「私たちはすべてを失いました。私だけじゃありません。多くの人が失いました。健康も、財産も、友達も、みんな失いました。」

これは、あと24年後の放射能被災住民(とおおらくは当初の原発清掃作業員やその家族)のリアルな未来像だ。

 

秘密

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