2012-10-09 14:44 | カテゴリ:未分類

玄米から基準超セシウム 警戒区域のもみすり機使用

 福島県は5日、郡山市の農家が浪江町から持ち出した、もみすり機を使った玄米から基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。米袋(30キロ)には、わらくずやネズミのふんが混入していたため、水洗いした後に詳細検査を実施した結果、基準値を下回った。
 県によると、基準値を上回ったのは1袋で、3日の全袋検査で220ベクレルを検出した。水洗い後の詳細検査では15~25ベクレルに下がった。農家は9月に浪江町の知人からもみすり機を譲り受け、洗浄せずに使用していた。機械内にあったネズミのふんなどに高濃度のセシウムが含まれ、作業時に混入したとみられる。
 玄米は隔離し、処分する。この農家がほかに検査した282袋は全て基準値以下だったが、同じもみすり機を使っており、県などは今後、取り扱いを検討する。県は基準値を超えるコメが見つかった場合、旧市町村単位で出荷自粛を要請するが、今回はコメが原因ではないため要請しない。
 県は警戒区域から持ち出した農業用機械は十分に除染してから使用するよう呼び掛けている。

( 福島民報2012/10/06 08:27

    
        

日本では放射能を扱う研究施設では、法律で定められた定期的に厳しい汚染チェックが行われている。実験者が無意識に、全く意図しない場所を放射能汚染することが必ずあるからである。そのために、RI(radio isotope)取り扱い実験者は事前にトレーニングコースの修了が義務づけられている。 

        

今回の放射能汚染現地では、住民は東電福島第一原発暴発以前には、「放射能汚染とはなんぞや」という教育を多分きちんと受けていないから、知らないうちにあちこちを触りまくったり、踏みまくったりして周辺を汚染しまくったと思われる。空気が流れ込んでいるありとあらゆるカ所が放射能汚染したのである。今も除染をしないあらゆる場所が放射能汚染したままである。

         

また、農家はお米の栽培から収穫に至る田んぼの管理の最中に手足が土壌に触れたり、収穫・脱穀・籾すり・精米の各工程での農機具の汚染、納屋全体の汚染、収穫稲ワラ汚染、上記のネズミ、ごきぶりの糞、などで、無意識にお米を汚染した可能性を否定できない。
     
    今となってみると、昨年の基準を超えた汚染産米の中には、こうしたポストハーベスト汚染が何割かは含まれていた可能性が高い。上記の記事のように籾すり機の汚染などはあまり考えなかったのではないだろうか。
 
  収穫から玄米に至る過程で、物理的に種子を放射能汚染(
contamination)させないことが、今年の新しく明確になった課題でもある。ことしこれから収穫するお米はもとより、来年度からもこの点は重々気を引き締めた行政指導が必要だと思う。  
  
  
(森敏)
 
 
追記:その後も汚染米がでている。本当に籾すり機による汚染かどうかは、記事からは判然としないが。
   
 農機具が原因で汚染  玄米からセシウム検出
県は19日、南相馬市の旧太田村の農家1戸が生産した玄米1点から1キロ当たり110ベクレル、いわき市の旧磐崎村の農家1戸が生産した玄米1点からも同99ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県はいずれもコメ自体の汚染ではなく、農機具からセシウムが付着したのが原因としている。
 県によると、旧太田村の玄米は洗浄後に同17ベクレル、旧磐崎村の玄米は同23ベクレルに下がった。いずれも食品の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回ったが、農家はこれらの玄米を廃棄する考え。旧太田村の農家は昨年使わなかった農機具を使用、洗ったがセシウムが残っていたとみられる。
 旧磐崎村の農家は警戒区域の双葉町から持ち出したもみすり機を十分洗わずに使ったという。農機具からコメが汚染されたケースは今月5日にもあったばかりで、県は農機具の洗浄を徹底するよう生産者に呼び掛けている。
(2012年10月20日 福島民友ニュース)

秘密

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