2012-10-02 10:56 | カテゴリ:未分類

           飯舘村では元は牧草畑だったらしき畑が、全面的にギシギシ畑に変化しつつあるところが多い。驚くべき速度の遷移(succession)である。

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全面ギシギシにおおわれた元牧草地(?)。
ここの空間線量は2.98μSv/hr。

  

    この全面ギシギシ畑に踏み込んで変異株探しをしてみた。 新葉が紅葉し始めている変異株はかなりの確率(200株に1株ぐらい)で見いだされたが、

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アントシアンの紫色が出ているギシギシの新葉
 

     
見渡したところ、一株だけ真っ白な葉っぱを示す株が見つかった。1万株に1つぐらいの確率かも知れない。
    
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 白色化(クロロシス)したギシギシの新葉

 

    これが放射線の影響かどうかはわからない。来年になると種子が拡散してもっと増えているかも知れないし、あるいは生育できないで消えてしまっているかも知れない。
 
 
 
 

  葉緑体の中のクロロフィルの合成にかかわる遺伝子のどれかがが欠損すると、クロロフィルの緑色が合成されないので、白くなるのである。この株は光合成ができないので、結局生殖成長まで達成できずに実をつけられずに枯れるのではないだろうか。
 
  
(森敏)

秘密

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