2012-07-17 09:40 | カテゴリ:未分類

防護服で田植え 大熊でコメと野菜を試験作付け

東京電力福島第一原発事故で全域が警戒区域となっている大熊町は12日、放射性物質が農作物にどの程度取り込まれるかを調べるため、町内の田畑でコメと野菜の試験作付けを行った。町によると、警戒区域内での試験作付けは双葉郡内で初めて。今後、町職員が農作物を管理し、随時収穫して検査する。
 試験作付けは、町役場近くの同町下野上字清水の田畑で実施した。4メートル四方の田と畑でコメと野菜を育て、汚染濃度を調べる。隣には表土を約5センチ除去した田畑を用意し、同様に作付けして除染効果を確認する。
 町職員らが防護服を着用して作業した。水田に入って苗を手植えした他、畑にニンジンやホウレンソウ、ダイコンなどの種をまいた。町は「何年後になるか分からないが、町で作物を作れるようになるようデータを取りたい」としている。
 町によると、町役場近くの放射線量は毎時7~8マイクロシーベルト程度という。
2012/06/13 08:49

 

    大熊町の町長の指示なのかもしれないが、高放射線環境下で、よくも防護服を着て実験を強行する気になったものだと、驚いている。こういう記事を見ると、以下のことが気になって仕方がない。

 

    この記事によると、対照区は普通の水田と畑で、処理区は表土を5センチ剥いだ、水田と畑であるとのことである。それにしても1区画が4メートル四方とは少し小さすぎませんか? 家庭菜園の規模ですね。
  

    これまでの福島県での知見では、水田の場合は用水からの放射性セシウムの混入を如何に防ぐべきか、セシウムと競合すべきカリウム肥料の施肥量が十分か、などが問題になっている。
  
  これらの要因を実験計画にきちんと繰り込んでいるのだろうか? 現場を見ていないので実験の目的と、得られるであろう結果の解釈を心配している。職員の被曝という危険を冒してまで、やるなら、現地試験の精緻さがほしい。 
   
  
(森敏) 

 

秘密

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