2012-07-13 09:32 | カテゴリ:未分類

昨年の福島県産の玄米では100Bq/kgを越えた農家は545戸で、全体の2.3%でした。そのうちでも異常値を示したのは主として山間地の谷内田であった様ですが、実は平場でも100Bq/kgを越えたところがあり、その理由が、いまも議論の種になっています。

 

    つまり平場ではダムの水を使っており、近接の山からの湧き水からの濃厚な放射性セシウムを急激にかぶることがはあまりあり得ないのではないかという考えです。

 

    実は最近読者から、得られた情報から、現場では「セシウムの用水汚染」が原因だと思っているようです。

 

    平場を通る用水は必ずしも給水系と排水系とに分かれておらず、家庭排水、道路、駐車場、民家の屋根の側溝などから放射能が用水に流れ込む様になっているばあいがあります。

 

    「ですから雷雨のような時放射能水が、田んぼに入るんだろうと思ってます、今年は流れるものは流れて、去年よりは、少ないだろうと思うんですが。。。」

 

という話です。

 

    低カリウム土壌、夏場の微生物による有機物の分解、等はイネによる放射性セシウム吸収量を全体として底上げする役割を果たしたものと思われますが、一時的に用水のセシウム濃度が高まったときがあっただろうことが平場の場合でも云えるということです。
 
    やはり農家自身による現場での観察眼がいちばんですね。だから原因の究明のためには、先入観を持たない聞き取り調査が非常に重要です。

    

(森敏)

 


秘密

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