2012-05-10 08:12 | カテゴリ:未分類

福島県農業総合センターのホームページ

http://www.new-fukushima.jp/monitoring.php

をみると、淡水魚のヤマメが今年の3月18日の時点で、飯館村(新田川)
  

Cs-134:7700ベクレル/kg,

Cs137:11000ベクレル/kg
 

というとんでもない高い値を示している。これはなぜだろうか? 

    

昨年の最高値は飯舘村(真野川)Cs-134:1000ベクレル/kg, Cs‐137:1100ベクレル/kgであった。

       

ちなみに昨年の淡水魚の最高値はアユで、南相馬(新田川)  Cs-134: 2100 ベクレル/kg,  Cs-137: 2300ベクレル/kgであった。
  

    

  今回の
ヤマメを採取した地点がよくわからないが、新田川上流には蕨平(わらびだいら:現在ここの住民は国に対して『帰還困難区域』の指定を申請している)など高い空間放射線量の森林がある。
     
    雪解けの新鮮な放射能汚染沢水を苔が光合成しながら吸収して、それを川虫
(カワゲラ、カゲロウ,トビゲラ)などが食して、それらの川虫をヤマメが食したのかもしれない。あるいは、放射性ヘドロを体内にとりこんだミミズをヤマメがそのまま食したのかもしれない。

     

現場に行って、ヤマメの気持ちになって風景を眺めてみると、放射性セシウムの食物連鎖が見えてくるかもしれない。

 

   

  言いたいことは、単に汚染数値だけ見ていても、決して放射能汚染の実態には迫れないということである。
  
   

(森敏)

追記;その後以下の記事が載った。

 餌からセシウム吸収 ヤマメの飼育実験で確認

東京電力福島第1原発事故による水産物への影響を調べている県内水面水産試験場(猪苗代町)は20日までに、餌を通じて放射性セシウムが魚体に取り込まれていることをヤマメの飼育実験で確認した。
 塩類を積極的に体外に排出する海水魚に比べ、体内に塩類を保とうとする淡水魚は放射性物質を蓄積しやすいとされているが、餌による影響が具体的に裏付けられた。
 同試験場は「今後は、汚染されていない餌を魚に与えることで、セシウム濃度がどう下がっていくのかを調べたい」としている。
(2012年5月21日 福島民友ニュース)


 

 

秘密

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