2008-06-12 07:23 | カテゴリ:未分類

2人目の子供を作ってよい

 

四川大地震で、学校の倒壊で子供を失った、親たちが、当局に真相究明を求めて学校のがれきの前で座り込みを続けている。公共施設である多くの学校が軒並み倒壊し2万人弱とされる児童が死亡した。工事認可や部品調達に際して、共産党幹部達のための賄賂によって工事費がコストダウンされたのが、手抜き工事を招いた原因である、と報道されている。

 

一人っ子政策を強制させられているこの国の親達にとって、こどもの死亡は、我々日本人が考える以上に <生きる夢を絶たれた> に等しいものがあると思われる()。がれきの前に座り込む親達に対して「二人目の子供を作ってよい」という通達がなされているとのことである。残酷な言葉ですね。いまさらながら、なんと社会主義とは冷酷な制度なんだろうか、と思う。

 

天災と人災が入り交じって、結局中華人民共和国は800万人の家がない巨大な数の ”難民”を国内に抱え込んだわけである。外国を援助するなんて言っている場合じゃないだろう。オリンピックをやってる時じゃないだろう。

 

昔、毛沢東は「アメリカの原爆なんて怖くない、我が同胞が何千万人死んでも、人間は有り余っている」というようなことを言っていた。現在の共産党幹部もそういう意識なのであろうか?

 

注:一人っ子政策が及ぼした中国社会へ影響については、文藝春秋6月号に、松木秀文(NHKデイレクター)氏による、以下のすぐれたルポルタージュが掲載されている。

 中国「小皇帝」たちの受験地獄  日本以上に苛酷な「学力階級社会」に生きる子供達の姿

 

(管窺)

 

 

秘密

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