2012-03-19 09:59 | カテゴリ:未分類

国立の福島大学が学生のためにキャンパスを除染する活動を行っていることが報じられている。そこで、この大学のホームページにアクセスすると、トップページに、福島大学の放射線に関する取り組み とあり、キャンパスの各所の放射能の測定値の推移が地図入りで詳しく記載されているし、今後の学内除染活動の予定が詳しく記載されている。

      

一方、病院の患者や学生のことが気になるので、福島大学から1キロメートルぐらい離れている福島県立医大のホームページにアクセスすると、ここはトップページには、見事といっていいくらい「放射能」や「除染」の文字が一切ない。だからキャンパスの除染活動は行われていないと思われる。 【学内の皆さまへ】本学理事長からの御挨拶を掲載しました。(2012.03.09)  という菊地臣一理事長兼学長による、この震災以来の間の学生や大学人による、献身的な活動に対する深甚な感謝の念が掲載されている。
   
 

福島県立医科大学のホームページの作り方を、好意的に解釈すれば医者や医学徒はひたすら、社会に貢献することが主務で、自分たちの放射能からの身の安全に時間や神経を振り向ける余裕なんかないのだ、という意味にとれる。

   

逆に、深読みすると、この大学は放射能の問題ではひたすら、「危険性を主張すべきでない」という理念を貫いているようにも見える。

     

福島県民の大震災後の主要な身体的心的関心事は放射能そのものではないのか。それに対して真正面から、発信していない県立である(つまり県民予算を使っている)この大学のホームページは吾輩には極めて異常に思える。

             

             

(管窺)

秘密

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